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2009/04/01(水)
穴があるから出たくない
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そんなわけで、ひまひま旅行から無事帰還いたしました。書きたいことはいくつもあるのですが、今回はちょっと参った事になってしまいました。 帰りは寝台電車に乗ったのですが、夜中にうなされてしまったのです。いつもは景色を見ようと思ってもぐーぐー熟睡してしまって、逆に困るぐらいなのに。 今思うと、なかなか寝付けなかったり、何度もトイレに起きたりと(単なる水分の取りすぎ??)と変な予兆はあったのです。ようやく眠りについたと思ったら、内容は覚えていないのですがなんだかやたら怖い夢を見て、うーんうーん、ひゃーと奇声を発しているのが、寝ぼけながら自分で分かりました。こういう時って、夢なんだろうなと薄々分かりながら、はっきりした自覚はないんですね。 夢から覚めて、珍しく声を上げてしまったなあ、ところで今どこにいるんだっけ…と考え、電車内であることを思い出し、青ざめてしまいました。時計を見ると午前3時半過ぎ。隣室で子どもがくすくす笑う声や、怒ったようにバンとドアを開けて廊下を歩く音がします。周りの人たちを起こしてしまったみたい。 もう、穴があったら入りたい気持ちでした。実際には穴ぐらのような個室にすでに入っているので、このまま穴から出たくない気持ちと言うか。でも、トイレに行きたくなったので、そーっとドアを開けて周りをうかがい、逃げるようにそそくさと走り去ったのでした。
ほんとに、こんなこと初めてだったので、今後夜行列車に乗るのが心配になってしまいました。と言いつつ、また乗るとは思いますが…。
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