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2009/09/23(水)
ひまひま朝ドラ日記・『つばさ』総括
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まだ最終回を迎えていないのですが、『つばさ』の感想を。結局、途中から興味を失いあまり見なくなってしまいました。 このドラマ、登場人物同士が正面からぶつかり合うことなく、同じテーマを延々と引き伸ばしているから盛り上がらないんだなあ、と感じます。まあ現実には、親子や夫婦や恋人同士そんなにしょっちゅうぶつかり合うことは無いでしょうし、お互いにわだかまりを持ちつつ暮らしている面もあるわけで、そういった意味ではリアルなのかも知れませんが…。それがドラマとして成立するかどうかは別問題なわけでして。 特に主人公が、自分の問題はさておき他人の心配(と言うかお節介)ばかりするのには馴染めませんでしたし、それが周囲に全て肯定されてしまうのにも違和感がありました(途中、主人公がそれに気づかされるような展開もあったのですが、結局活かされることもなく)。 勝手な想像ですが、一風変わった設定と個性的な俳優陣、これらを揃えた段階でこのドラマは成功した…と制作側が思い込んでしまったのでは?と思います。半年という長いスパンの朝ドラではそれだけではダメで、軸となるストーリーがしっかり組まれていないとならない、ある意味その事を証明した朝ドラでした。
『つばさ』失敗に対する、NHKとしての反省か?次作『ウェルかめ』の宣伝をやたらと目にします。どうも、ベタなさわやか朝ドラ路線といった印象。まあ、『つばさ』後のリハビリ(?)と考えれば仕方が無いので、無難にそこそこ面白くなればと思います(すごく面白くなったらすみません)。
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