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2013/01/23(水)
おじさんたちの修学旅行
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また電車に乗ってきました。遊んでばっかりだ。 今回は栃木方面の旅。初めて、有名なホテルチェーンに泊まってきました。有名と言っても一流高級ホテルとかではなくむしろその逆で、全国の倒産したホテルを買い取って激安運営していることで有名なホテルチェーンなのです。今回泊まったホテルも、やはり数年前に経営破綻してしまい、このチェーンに買い取られたもの。 さて、宿に到着しチェックイン。前払いで料金を払います。一泊二食付きで6千円でお釣りがきます。これは確かに安い。 部屋に入ると、小さな窓が1つだけついたシングルルーム。眺望はありません。若干古臭さを感じる作りだけど、まあこの値段なら仕方ない。 良かったのは温泉。エレベーターを乗り継いで最上階へ行くと、広々として景色がいい大浴場がありました。湯量も豊富で気持ちいい。往時の賑わいが偲ばれる立派なお風呂です。
これで6千円じゃ申し訳ないなあ、などと思いつつ夕食のバイキング会場へ。期待はしていなかったけど、やっぱり食事はしょぼい。しかもラストオーダー30分前に行ったので、大部分は食べ尽くされていました。 アルコール飲み放題とあって、栃木弁のおじさん軍団はいい気持ちになってガハガハ笑っています。そして、家族連れの子どもたちは広い会場を走り回り…。お茶でも飲もうと給茶機のスイッチを押すと、すでに電源が切られていました。 プラスチックのお皿に盛り付けた夕食を食べていると、ある感覚を思い出しました。そうだ、これは修学旅行みたいなものなんだ。そしてここは団体やグループで来てワイワイ騒ぐための宿なんだ。団体行動嫌い、個人行動大好きの自分のような人間向きの宿では無いんだなあ…。
酔いも回ってきたので(ビール1杯しか飲んでないけど)、そそくさと自室に退散し、横になるとすぐ寝てしまいました。 そして夜中に、肌寒さで目が覚めました。暖房がエアコンでは無く昔ながらの全館暖房なので、温度調節できないのです。布団は無く、毛布1枚のみ。温泉で温まろうにも夜間は入れないので、寒いよ〜寒いよ〜と泣き言を言いつつ、毛布にくるまっていたのでした。安いのは魅力的だけど、正直、あと2千円プラスすれば暖かい布団で寝られたよなあ…(以下、ぼやきながら眠りにつく)。 そんなわけで、散々書いてしまったのでフォローするわけじゃないけれど、みんなでお酒飲んで温泉入ってワイワイ楽しむためにはいいホテルだと思いました。ほんとに。
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