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2017/02/11(土)
テレビの話ばかりです
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本編を全然更新していなくて申し訳ありません。代わりに…と言ってはなんですが、ひまひま日記を更新します。
国谷裕子さんの著書『キャスターという仕事』を買いました。 国谷さんがキャスターを務める『クローズアップ現代』が始まったのが1993年。同年、『ニュース7』や『おはよう日本』もスタートし、今に至るNHKの報道番組の起点となった年でした。とは言え、ニュース7もおはよう日本も当時と今ではキャスターも演出も全く別物、唯一クローズアップ現代のみがスタジオや音楽は変わりつつも、中身をほとんど変えずに続いてきたのでした。 国谷さんのことを、長年NHKの職員だと思っていて、NHKにはこんな優秀な人がいるんだなあと思って見ていましたが、フリーの契約キャスターだったと最近になって知って驚きました。巨大組織で外部の人間が23年間も同じポジションで仕事を続けてきたというのは、並大抵なことではないと思う(外部の人間だからこそできたとも言えますが)。 この本を読んでわかったのは、頭のいい人だということは前から思っていましたが、加えてものすごい努力家だということ。にも関わらず、この人は弱い立場の人に寄り添う姿勢が明確なのがすごい(いや、そうじゃなきゃ本来キャスターなんかやっちゃいけないと思うのです)。 昨年の番組降板が、上層部からの指示による不本意なものだったことも、淡々と、かつはっきりと書かれています。 NHKは大事な人材を大事にせず、勿体無いことをするものだと思います。今になって、民放で人気者になった池上さんを呼び寄せたりしてるのが何とも皮肉です(池上さんも、NHKで大事にされなかったから他局で開花したとも言えますが)。
テレビの話ばかりで恐縮ですが。さっきtvkのニュースを見てたら、4月から始まる音楽番組(サクサクの後継番組)のオーディション結果を報告していました(ニュースというか番宣じゃないか)。 黒幕さんも出演するそうで、サクサクではマスクを被ってましたが、完全に顔出しして画面に映ってました。風貌は普通のおっさんだなあ(長年やってるんだから、年齢的にも当然か…)。そう言えば黒幕さんも前回は不本意な降板だったようだけど。tvkさんも、大事な人材は大事にしてくださいね、と思います。
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