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2017/04/02(日)
恒例ひまひま朝ドラ日記・2017年春
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恒例のひまひま朝ドラ日記です。『べっぴんさん』、最終回まで視聴完走しました。別に立派なことではなくて、単にひまひまなだけですが。 ここ数年で完走した朝ドラは…と思い返してみると、『カーネーション』『あまちゃん』『マッサン』そして今回の『べっぴんさん』…「ん」で韻を踏んでいるではないか(だから何だって話ですが)。 『べっぴんさん』、人気はいま一つだったみたいです。理由はわからないでもない。主人公のキャラ設定(おとなしくて掴みどころが無いけど、興味のあることには一生懸命…という性格。元気・前向き・お節介…という基本パターンを外している)、あまり多くを語らない登場人物たち(その割に、突然独白のような長ゼリフが出てくるんだけど)、全体的にもっさりした展開…。ちょっと風変わりな朝ドラだったので、苦手に感じる人も多かったと思います。 でも、個人的には見ているうちに独特のリズムが面白いと感じるようになってきました。一見優しいドラマに見えて、時折ちょっと登場人物を突き放したような意地悪さが見え隠れするのも良かったです。
そんなわけで、最終回は期待したんだけど、ありがちな、出てくる人みんな幸せになって良かったね、というラストで、「なんか、なんかな…」(主人公の口癖。流行らなかったけど)と思ってしまいました。こんなこと書いていると「ドラマの中の幸せな人たちにまで嫉妬して、かわいそうな人間ね」などと言われそうですが(全くその通り??)。 あと、主人公たちが夢見ていたワンダーランド(新店舗)は、最終回に実現すると思ってたんだけどなあ。日常の小さな幸せが大事なんですよ、というドラマなんだろうけど。 結論としては、主人公おばあちゃん編が長過ぎたのでは…と思います。実年齢とかけ離れた中高年を演じ続けた俳優の皆さんの努力には敬意を表しますが。
…結局文句ばかり書いてしまった。すみません。次の朝ドラは『ひよっこ』ですか。『あまちゃん』を意識したようなタイトルだけど、大丈夫か?? 脚本家は『ちゅらさん』『おひさま』の人で、なんでも朝ドラで3度目の登板は、橋田寿賀子大先生以来らしい。個人的には、過去2作はあまり好きではなかったのですが(とりたてて理由は無いのですが…何となくなのです)、先入観なしで見てみたいと思います。
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