ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2017年7月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2020/07/26 いだてん名セリフ集(最終回)
2020/07/25 いだてん名セリフ集(第45回・第46回+第4回)
2020/07/20 いだてん名セリフ集(第43回・第44回)
2020/07/14 いだてん名セリフ集(第40回〜第42回)
2020/07/12 いだてん名セリフ集(第37回〜第39回)

直接移動: 20207 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 月 

2017/07/05(水) 豪華観光列車に乗ってきた(終章)
 列車の旅を終えて、潟町という小駅で下車。10分ほど歩いて、日本海沿いの鵜の浜という温泉地に宿泊しました。人通りは少なく、倒産したと思われる閉鎖されたお土産屋が寂しさを漂わせる温泉街でした。宿も、風呂も夕食会場も貸し切り状態。他に宿泊客はいなかったのではないかと思います。
 夕食前に海岸を歩くと、人魚の像がありました。宿に戻ってスマホで調べると、ここは人魚伝説の地らしい。『赤い蝋燭と人魚』という童話のモデルにもなったそうです。この童話、どこかで読んだ覚えがあるなあ…と思ってさらに調べたら、いわさきちひろがこの童話の挿絵を描いていました。以前、安曇野の美術館へ行った時に見たのかも知れない。
 そして、この作品がいわさきちひろの絶筆となっています。明るい色づかいの作品が多い中で、黒く重たくはかなげな絵が、異彩を放っています。病身を押して、この日本海に足を運んで創作に取り組んだそうです。
 物語の詳細は省きますが、人間の欲深さによって、人魚は裏切られ、最後は街が滅びて無くなってしまうのです。命を削ってまで挿絵を描いた最後の作品に、なぜこの物語を選んだのだろう、そして何を伝えたかったのだろう…。

 翌日は、宿のご主人が駅まで送迎してくださいました。
 「海水浴の時期は、賑わうんでしょうね」と聞いてみると、「いやー、最近は海水浴というとせいぜい小学生までで、中学校の団体なんて来やしません。少ないお客の取り合いです」「若者がいなくなって年寄りばかりだから、隣町では今年から運動会も無くなりました」「うちも、娘は結婚するつもりも無さそうだし、せがれは遊んでばかりだし…。あと15年もしたら、宿も閉めようかと思っているんです」…
 結婚の話とか、遊んでばかりとか聞くと、全くとやかく言えないのですが…。なんだか、寂しくなってしまいました。人魚の物語のように街が滅びてしまうことは無いとは思うけど、若い人たちがもっと集まって、活性化するといいなあと、よそ者ながら願わずにはいられません。(完)


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.