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2020/01/27(月) 良いダメ人間、悪いダメ人間、普通のダメ人間
 横須賀からはるばる電車に乗って新宿へ出て、中央線沿線の小さな映画館で映画を2本観てきました。ヒマなのかと言われると、まあそこそこヒマなのです。ひまひま日記なのでしょうがない。

 1本目は『“樹木希林”を生きる』。NHKで放送されたドキュメンタリーを再編集したものだそうで、NHKのディレクターが1年間密着取材した映像なのですが、何と言うか、観終わった後悪い意味でモヤモヤするというか…。詳しくは割愛しますが、このディレクター、なかなかのダメ人間なのです。
 私自身、自他ともに認めるダメ人間なので、ダメ人間許容度(何だそりゃ)は一般人に比べて高いと思うのですが、この人のダメさは嫌なダメさというか、自己愛性ダメ人間というか…。というか、ダメダメ連呼し過ぎですね。すみません。
 とは言え、このダメさ加減を、包み隠すことなくさらけ出し、自分で編集してナレーションつけて映画にまでしてしまったメンタルの強さはある意味凄い。そして、それが希林さんの終盤の反応を引き出すために計算してやっていたものだとすると、さらに凄い。
 うーん…でも、どう見ても計算でやっていたとは思えないなあ…。純粋に樹木希林さんのドキュメンタリーを観に来た観客(ほとんどそうだと思うけど)はどう感じたのか、気になりました。

 モヤモヤしつつ、2本目。高畑勲の初監督アニメ映画で、宮崎駿が制作に携わり、そして予算とスケジュールの大幅超過と興行失敗で、高畑さんが干されてしまったという伝説の作品、『太陽の王子 ホルスの大冒険』。
 1968年の作品ということで、当然古臭さはあるんだけど、でもそれを上回る躍動感に感動しました(後年の宮崎アニメに通じるものがあった)。唐突に紙芝居のように動かないシーンが数回入るのは、予算と時間が尽きたのか…。
 主人公のホルス役の大方斐紗子さんって、『いだてん』の金栗四三のおばあさん役で、「嘉納先生に抱っこされたから大丈夫ばい!」とか言ってた人か(セリフうろ覚え)。ヒロインのヒルダ役はなんと市原悦子さん。声は若いけど、ところどころ市原さんっぽい。怪演(失礼か)です。そして、高畑さんはやはり一貫して女性をメインに描く監督だったのだと再確認しました。
 というわけで面白かったのですが、子どもが観て面白いと思うかは微妙…。自分が子どもの時に観たら、気味が悪くてちょっとトラウマになっちゃいそう。とりあえず、樹木希林と上映の順番が逆でなくて良かったです。

 そんなわけで映画を観終わり、帰りは横須賀に帰らないといけないにも関わらず、思わず新宿から相鉄12000系に乗ってしまいました(何をやっているのか…)。相変わらず空いてて快適…って、それじゃダメなのですが。広告もスカスカかつ、自社関係が大半なのがちょっと寂しい(広告だらけのJR車より落ち着くとも言えますが)。黒い床は汚れが目立つので、掃除をこまめにしてほしい。
 大崎からそこそこ乗車があったのが意外でした(とは言え、満席になるほどではないですが)。お台場方面だけでなく、品川方面からの乗り換え客もいるのでしょう。武蔵小杉を出て、貨物線を走っているうちに、うとうとして眠ってしまいました。
 目が覚めると西谷。目の前に停車している快速湘南台行から、こちらの特急海老名行に民族大移動。座席は埋まり、立ち客も出ました。まだまだ新ルート定着には時間がかかりそう。


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