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2020/04/05(日)
忘れた頃にひまひま朝ドラ日記
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忘れた頃にやってくる、ひまひま朝ドラ日記のお時間です。 前作『スカーレット』はほとんど見ていなかったのですが、最終週だけ見てみました。生真面目な感じの作風で、もっと見ておけばよかったかな…と思いました。序盤がちょっと退屈だったので脱落してしまったのです。半年間お付き合いする朝ドラ、やっぱり最初の掴みは大事だと思う。 そんなわけで、今期の『エール』。箇条書きで感想を。
・初回のインパクトが凄かった。飛ばしているなあ!『いだてん』同様、中高年層ばっさり切り捨てにならないか若干不安だけど。 ・いつになったら主題歌が流れるのかと思ったら、初回は最後に流れました。正直、主題歌が自分にとって鬼門(?)になりそうな気がしていたけど、意外と大丈夫でほっとしました。 ・2話目からは主人公の少年時代に舞台が移り、ようやく普通の朝ドラっぽい雰囲気に。 ・ナレーションが独特で面白い。面白い朝ドラはみんなナレーションが面白いと思う。 ・主人公のダメな部分をこれでもかと見せる方針か。運動が全くダメとか、ちょっと自分に重ね合わせてツラい。でも、ダメな部分をきちんと描くというのも、面白い朝ドラの必要条件です。 ・森山直太朗はいい役をもらっているなあ。 ・テンポ良くどんどん進んで、えっ、ここで終わり!? 今作から働き方改革とやらで、週5日の放送に短縮されていたのでした。
1週間分を見ての感想。テンポはいいし、キャラクターもはっきりしている。時代背景をきちんと描こうという姿勢を感じるし、登場人物のマイナスな面も描いている。それでいて暗くならない。これは今後も期待できそうと感じました。 唯一の不安要素は、脚本家さんが序盤で降板してしまっていること。ネットの記事によると、脚本家と演出家(『サラリーマンNEO』を担当していた人とのこと)で、意見の相違でもめてしまったみたい。複数脚本家体制で続きを書いているらしいけど、複数脚本家というと大河ドラマ『花燃ゆ』の悪例があるからなあ…(まあ単独脚本家だって、ダメな時はダメだけど)。何とかこの水準を維持して、頑張ってほしい。 このドラマが遺作になってしまいましたが、志村けんの出演シーンも楽しみです。色々あるけど、何とか無事最終回まで制作・放送されますように…。
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