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2020/05/05(火)
いだてん個人的名セリフ集(第10回〜第12回)
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コロナの収束がいつになるか全くわからず、今月からついに車通勤を始めることになりました。同じ市内にある職場なので、電車を乗り継いで通勤するより速いし、帰りにスーパーに寄って買い物もできるし、正直言って電車よりずっと便利。でも、電車がメシより好きな(?)自分が、車通勤になるとはなあ…。 全国の鉄道会社は、かつてない苦境にあると思います。たとえコロナがある程度収束したとしても、もう鉄道は以前の状態には戻れないのではないか…。そう悲観的になってしまいます。 気持ちを切り替えて、今週も『いだてん』から気になるセリフを。
◆第10回「我らの一歩は日本人の一歩ばい!速かろうが遅かろうが、我らの一歩には意味があるったい!」(金栗四三) プレッシャーに押し潰されそうになり、窓から飛び降りようとする弥彦を押しとどめ、ベッドに押さえつけながら四三が叫ぶセリフ。 この後、ベッドで抱き合う二人を目撃した安仁子の、「ああっ!いや……オーケー!」には笑いました。これはセリフというより演技に対してだけど。いいシーンのあと、絶対に感動で終わらせないのがいいですよね。
◆第11回「一緒に走る選手のことはライバルではなく、タイムという同じ敵に挑む同士だと思いたまえ」(大森兵蔵) この回は印象に残るセリフが多くて迷いましたが、病身を押して同行し、レース直前に弥彦にアドバイスする大森監督の一言に決定。それを受けての弥彦の「はい、もっと早く言ってもらえたら、もっと楽になったと思います」も、そりゃそうだよなあ、と思いましたが。 次点は、弥彦の母の「字など読めなくとも息子の本心はわかります!」も良かったけど、ここは嘉納先生の「私の不在が君たちに成長を促した。フフフ、遅れてきて大正解!」で。本作の嘉納先生の適当おじさんっぷりが表れてもいますが、でもこういう鷹揚なところが皆に慕われるんだろうなあ、と感じるセリフです。
◆第12回「すいまっせん…すいまっせん…」(金栗四三) ストックホルムオリンピックでのマラソン本番。全編にどんよりした空気が漂う異色回です。四三を演じる中村勘九郎の演技が鬼気迫っていました。 そんなわけでセリフは少ないのですが、一番印象に残っているのはラストシーン、ホテルの自室のベッドで寝ていた四三のセリフ。すいまっせん自体は口癖のように毎回言っているのですが、このすいまっせんは、もうそれ以外に言葉が無いという感じで辛かったです。
では、今週はこんなところで。また来週!
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