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2020/06/14(日)
いだてん名セリフ集(第25回〜第27回)&麒麟がくる
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さていよいよ、まーちゃんこと田畑政治が主人公の第2部に突入です。
◆第25回「老害め、何が逆らわずして勝つだ、逆らってでも勝てバカヤロめ!」(田畑政治) 第1部の金栗四三編も十分に面白かったのですが、なにぶん「なーんも考えんと、走れば良か!」というキャラだから、どうしても限界はある。第2部になって、いろんな葛藤も出てきてさらに面白くなったと思います。 で、久々に第2部初回を見て、こんなに早いペースで話が進むのか!と改めて驚きました。まーちゃん初回にして、高橋是清に直談判。口が韋駄天なだけじゃなくて、物語の進行も韋駄天です。 そして選んだのはこのセリフ。主人公が今までの価値観を否定してしまうのが面白いです。次点は、可児先生の「明治、大正、昭和、時代をまたいでぼくらはいつも金が無い!」。あと、本編じゃないけど、番組最後の『いだてん紀行』のコーナー、今年百歳になる田畑家の隣人のおばあさん、「寝られないんですよ、あの方大きな声で」にも笑いました。本当に騒々しい人だったのか。
◆第26回「男は負けても帰れるでしょう、でも女は帰れません!」(人見絹枝) 評判の高かった、人見絹枝物語の回。選んだのは号泣しながらのこのセリフ。この回に、まーちゃんの重要発言「先生方も、スポーツを政治に利用すりゃいいんですよ。金も出して、口も出したらいかがですか?」も出ていたとは意外だった。すっかり穏やかになっていた二階堂トクヨ先生と人見絹枝のやり取りも良かったなあ。
◆第27回「紅茶と、甘いお菓子が美味しかったね」(金栗四三) 金栗四三と田畑政治が出会い、名実ともに主役がバトンタッチする回。気になるセリフがいっぱいありましたが、選んだのは、田畑さんにオリンピックの一番の思い出を問われて、金栗さんが答えた上記のセリフ。そりゃー、あんな生死をさまようような状態で食べた味は忘れられないよなあ…。 実次兄さんが亡くなり、幾江さんが四三さんに言ったセリフ「今晩は仏さんのそばにおれ。死ぬまでお前のために頭を下げて回った、兄上のそばにおれ」もしみじみと良かった。あとは、「よくも騙しやがったな占いババア!」。大笑いしました(顔芸も含めて)。
さて、今回のおまけは、残念ながら放送中断が決まってしまった『麒麟がくる』の信長のセリフから、「帰蝶は何をしても褒める。いつも褒める。あれは母親じゃ」。先月、『スカーレット』のセリフ「僕にとって喜美子は女や」を取り上げたけど、こっちは女どころか母親です。 ちなみに今回のサブタイトルは『決戦!桶狭間』でした。そういえば『風林火山』は『謀略!桶狭間』だったなあ。あれは面白かった。そもそもサブタイが「謀略!」って。
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