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2020/06/23(火)
いだてん名セリフ集(第28回〜第30回)
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◆第28回「ちゃんとナニしてくれなきゃ困るよ!」(田畑政治) 満州事変に五・一五事件、不穏な空気が漂い始める回。そんな中、まーちゃんが高橋是清邸で犬飼内閣発足の特ダネをつかみ、速記係の女性に電話で書き取ってもらう時のセリフ。「あれ」とか「ナニ」だらけの言葉をしっかり理解して書き取る、この女性が後に…。 次点は体協の理事をまーちゃんに打診するも、拒否された挙句「えらそうにひげ生やして」と連呼され、「ひげは生やさんでいい!!」とぶち切れる嘉納先生。のび太のママがドラえもんに「ひげなんか生やしちゃって、えらそうに!」って怒るネタを思い出しました(ちなみに藤子F先生も落語好きだったと言います)。
◆第29回「何がノンプレイングキャプテンや!」(高石勝男) 舞台はロサンゼルスオリンピック。なぜか選手全員で踊り出してしまうという(台本には無いらしい)問題(?)回。まーちゃんに、試合には出場しないキャプテンを命じられ、怒りを爆発させる高石勝男のセリフ。このあたりの物語は、監督と選手、そして選手同士の葛藤がしっかり描かれていて良かったな。高石をなだめる鶴田義行のセリフ、「また関西の顔になってる!」って、全国放送のNHK的にOKなんでしょうか…よくわかるけど(笑)。 次点は「屈辱を手土産に日本へ帰るがいい」というアメリカの水泳監督に、「なんかお土産をくれるって」「なんかすいません」と勝手に勘違いしている田畑総監督と松澤監督。まーちゃんあんまり英語は得意じゃないみたい。
◆第30回「奇跡なんてそんな眠たいことを、総監督が言ってどうする!」(松澤一鶴) いよいよロス五輪開幕。松澤監督がまーちゃんを一喝するこのセリフ。今までメダルに固執する田畑を批判していた松澤だけど、「日本を明るくするんだ」という思いを聞いたことによって、立場が逆転しているのが面白い。 次点は、嘉納先生の「スポーツが政治に屈するなど絶対にいかん!」。これは第二部の大テーマですね。一方で、政治に屈しないとお金もままならない現実もずっと描かれているのですが。 おまけは、女子選手に対して悶々とする、小池礼三のセリフ「ぼくには刺激が強すぎて、全員が悩ましい!」。16歳だもんなあ。
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