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2020/07/12(日) いだてん名セリフ集(第37回〜第39回)
◆第37回「ダメだ、こんな国でオリンピックやっちゃあ、オリンピックに失礼です」(田畑政治)
 嘉納治五郎最後の回(この後も回想や声だけで毎回出てくるけど)。まーちゃんがオリンピック辞退を訴え、これが最後の会話になる…。切ない。この時の嘉納先生の表情が何とも言えずよかった。もともと印象深い回だったけど、今となってはとても昔の話とは思えません。
 次点はうって変わって、スヤさんの「小松勝、デレデレしとったばい!小松勝、盛りのついた肥後もっこすばい!」。なぜか小松勝を連呼。基本的にスヤさんはいつも断定口調ですね。
 おまけは、嘉納先生に「いままで一番面白かったこと」を問われて、言うに事欠いて「今朝、大便の形が偶然、平沢の『ひ』の字に…」などと言い出す、外交官の平沢和重(当然嘉納先生はスルー)。放送ではいろいろカットになったセリフがあるのに、なぜここは残したのか謎。

◆第38回「嘉納さんは、もういません」(副島道正)
 志ん生倒れる。そして今までこのドラマが描いてきたことが、全てつながり始める回。
選んだのは、オリンピックを返上すべきと主張するIOC委員の副島道正のセリフ。「嘉納先生はやってほしいんじゃないかな、俺はいいけど、嘉納はどうかなー」と止めようとするまーちゃんに対してこのセリフを言います。「いるんだよ、ここに!」と形見のストップウォッチを見せて訴えるまーちゃんでしたが、副島さんの決心は固かったのでした。
 次点は、大本営発表を受けて万歳する記者たちの中、黙っているまーちゃんに小声で「田畑、ウソでも喜べ」と諭す上司の緒方竹虎。短いセリフですけど、世相を表して怖かった。

◆第39回「なあに、今は俺たちだけの貧乏じゃねえ、今度は日本中がとびっきりの貧乏だ」(美濃部孝蔵)
 宮藤官九郎が一番描きたかったという、満州時代の志ん生(そもそも題材として先に志ん生があって、金栗四三は後付け、田畑政治はそのさらに後付けのようなのです。それでもちゃんと話が繋がるのがさすが)。つらい話だったけど、最後、日本に戻ってきて孝蔵が前向きにこのセリフを言います。暗いままで終わらないのがこのドラマのいいところ。
 そして次週は、戦後の東京五輪直前に一気に話が進みます。


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