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2020/07/25(土)
いだてん名セリフ集(第45回・第46回+第4回)
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いよいよラスト間近です。ちょっとその前に、録画失敗してスルーしていた第4回が気になっていたので、シナリオ集から選んだセリフを…。
◆第4回「学生の本分を忘れ、かけっこにうつつを抜かすとは…」(金栗実次) 幸い(?)、この回はあまり大きな進展はありませんでした。校内の競争で銅メダルを取り、憧れの嘉納治五郎に声をかけてもらい、喜び勇んで実家に手紙を書いたら、返ってきたのは兄による説教の手紙…。褒められると思ってたら怒られるのは、辛いよなあ。
◆第45回「ありがとう、いだてん!マラソン馬鹿!」(田畑政治) 失脚後、自宅で寂しく暮らすまーちゃんこと田畑政治。組織委員会の仲間たちが自宅に来て「裏組織委員会」を開くようになり、元気を取り戻します。その裏組織委員会で、金栗四三が日本中を走破した地図を見て、聖火を全国に走らせることを思いついた時のセリフ。一方で、聖火リレーには若者を走らせるべきで、「ありがとうで終わりだよ、じじいは」なんて言うんだけど。 菊枝さんの「アレとかナニとか、言ってる本人もわかってないのよ」「何でもいいの、持って行けば。日本酒でもウィスキーでも、『違う!そう!』とか言って、結局飲むでしょ」ってセリフも良かったな。あと、苦悩する大松監督の、まーちゃんにスパイクぶつけながら「わしは人でなしか!非国民か!どっちや!」も(散々ボールぶつけられてるまーちゃんへの、菊枝さんの「ファイト!」には笑いました)。 実は、この回一番印象に残ったのは、本編じゃなくて紀行コーナーの、東洋の魔女の一人である谷田絹子さんのセリフ。誰のためでも無く自分のためにやっていたと言い、「人のためにできますか?」と。実際に戦っていた人が言うのだから、説得力がありました。
◆第46回「世界平和に背を向ける卑怯者だ!」(田畑政治) 裏組織委員会にて、「表」の組織委員会の現状を聞き、「組織委員会は政府の顔色うかがう、政府はアメリカの顔色うかがう、何だこれは!誰のオリンピック?」と怒るまーちゃん(「もう我慢ならん!」と服を脱ぎ出すのに笑いました)。そして組織委員会に乗り込み、「いいかよく聞け小役人ども。アメリカにおもねって原爆への憎しみを口にし得ない者は…」と、このセリフを叫びます。ストレートなセリフが嫌味にならないのは、このドラマで描いてきたまーちゃんのキャラクターによるものだなあ。 あと、父親が危篤なのにも関わらず、すぐに実家から帰ってきて練習に参加する河西昌枝。「そばにおれ言うたやろ!帰れ!」とボールを投げ続ける大西監督と、それを受け続ける河西。辛いシーンだけど、良かったです(徳井問題(?)でカットしなくてほんとに良かった)。
えー、長くなっちゃったんでここまでにして、次こそほんとに最終回!
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