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2021/04/03(土)
ひまひまドラマ日記『俺の家の話』
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先月のひまひま日記で触れた『俺の家の話』、最終回まで見終わりました。 ネットで「衝撃の最終回」みたいに書いてあったので、結末自体は「もしかすると…」と予想されたものだったのですが、その結末の見せ方が、予想もしなかったもので驚きました。 こんな誰も見ていない日記でネタバレも何も気にする必要無いのですが、まあでも私の乏しい文章力でああだこうだ説明するのも野暮なので、詳しいあらすじは省略。 何と言うか、面白かったとか悲しかったとか一言では言い表せない、心にぽっかり穴が空いてしまうような最終回でした。童話とか、昔話とかに近い感覚というか。老いとか介護とか認知症とか、シビアなテーマを扱っているにも関わらずです。 前回もちょっと触れましたが、笑って泣けるだけの話にしたくないという作者の意志を強く感じるラストだったように思います。
とにかく、最後まで見て良かった。クドカンさんにはまた大河ドラマを書いてほしいなあ。『いだてん』もすごく良かったけど、今度は歴史物でリベンジ(視聴率的に)を。いだてんが始まる時、「将軍の話は書きたくない。庶民の話を書きたい」といったコメントをどこかで読んだように思うけど、かの山田太一さんも、架空の人物を主人公にして大河ドラマを書いているそうなので(『獅子の時代』。残念ながら未見です)たぶん大丈夫! そんなわけで、NHKさんよろしくお願いします(NHKは『ちりとてちん』『平清盛』の脚本家さんを重用しているところを見ても、視聴率が悪くても内容が面白ければ再起用すると思うのです。たぶん)。
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