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2021/05/22(土)
恒例・ひまひま朝ドラ日記
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やってまいりました、ひまひま朝ドラ日記。ふと気づくと、今年に入ってからドラマ日記ばかりなのですが、乗り鉄ネタが書けない現状では、もはやドラマネタぐらいしか書くことが無いのです(何という引き出しの少なさ)。
さて、先日終了した『おちょやん』。『純と愛』以来の低視聴率に終わってしまったらしい(ちなみに調べてみたらこの2作品、チーフ演出の人が同じ)。ネット記事では「朝から暗すぎる」などと批判的に書かれていました。 個人的にはこのドラマ、辛い展開が多かったけど、でも暗いドラマとは思いませんでした。やっぱり第1週の子役編が大きい。これで、この主人公はどんな困難でも大丈夫!と思えたから。 実際、主人公が中心となって話を引っ張る展開の時は、とても面白かった。一方で、主人公が一歩引いて脇キャラ中心の展開になっている時とか、大勢の登場人物が集まってワイワイやっているコメディタッチのシーンとかは、正直乗れませんでした(撮影所編はちょっときつかったなあ…。あのあたりは視聴を切ろうかと思ってしまった)。 でも色々文句は言いつつも、最後まで見て良かったです(最初から最後まで全部見た朝ドラ、久しぶりかも)。主演の杉咲花さんはとても良かった。難しい役だったと思います。終盤の、色んな感情を飲み込んだような穏やかな表情なんか特に。
そして、後を受けて始まった『おかえりモネ』。第1週を見てみました。ちょっと朝ドラらしくないタイトルで期待大。ドラマの雰囲気も、朝ドラらしからぬ独特で繊細な雰囲気で好印象です(前作からの振り幅が凄いよなあ)。でも、雰囲気だけでは半年もたないのが朝ドラというもの。これからが本番です(←偉そうな視聴者)。 夏木マリはカーネーションで相当叩かれて悔しかったらしいけど、今作でリベンジなるかといったところでしょうか。竹下景子のナレーションは(亡くなった祖母という設定)、おばあちゃんを意識しすぎてか、ちょっと抑揚つけすぎかなあ。いっそ、夏木マリがナレーションも兼任でも良かったかも(で、カーネーションでの名言「死にました。」の再現を…)。
カーネーションつながりで、今季の土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』。タイトルだけだと食指が動かなかったんだけど、カーネーションの脚本家さんだと聞いて、これは外さないはず、と思って見てみました。 3回まで見たところですが、うーん、やっぱり外さないなあ。けっこう風刺や毒が強いのに、サラッとしているところがいいんですよね。ナレーションも独特で面白い(元くもじいこと伊武雅刀さんが担当)。松坂桃李は、こういう組織の中で振り回される役どころが多いですね(『いだてん』と出演者が被ってるなあと思ったら、プロデューサーが同じ人みたい)。今後の展開が全く予想がつかないですが、楽しみです。 そんなこんなで、なんかNHKの回し者みたいになってしまいましたが、このへんで。
<おわびと訂正>(5月28日) 番組タイトルが間違っていたので訂正しました。 ×『今そこにある危機…』→ ○『今ここにある危機…』 さんざんべた褒めしておいて、肝心なタイトル間違えていたら説得力ゼロである。すみません。
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