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2003/12/21(日)
仮面ライダー５５５，４６話感想
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仮面ライダー５５５，４６話感想 ネタバレ注意！
○ 昨日の勝者は明日の敗者
先週からの急展開で圧倒的強者に見えたオルフェノクが俄然不利になって来ました。
注文の多い料理店みたいな話になってきましたね。昨日の狩人は今日の獲物ってな感じ。
○オルフェノクの王の謎
王は、テルオ君のようです。彼は今のところ姿は人間のまま、無意識にオルフェノクを倒していますね。このまま怪物化しないとなると。。。。
王は人間という定義で良いのでしょうか。オルフェノクの能力を持つが怪物の姿にならない人間型のオルフェノク、、、、。姿人間、中身はオルフェノクってことになると、、ややこしや〜ややこしや〜オルフェノクに人間性を認めてしまうと面倒だ、姿オルフェノクはオルフェノク、姿人間が人間なのだという南の言い分もちょっとわかったり、、（笑）
以前村上はベルトは、王をオルフェノクから守るためにあると言ってたんで、オルフェノクの王はオルフェノクにねらわれる人間ということでいいんでしょう。
○ 絶滅危機種？
花形社長は、「オルフェノクは滅びる運命だ」と言い、村上にはその覚悟、受け入れる勇気がないと指摘します。
一方村上は王さえ手に入れ操れれば、世界はオルフェノクのものになると。。
つまり王は人間でもなくオルフェノクでもない、ニュートラルな意思の持ち主なわけだ。
王はオルフェノクを喰って覚醒するってことは、オルフェノクは王の餌として生まれたわけですか？
もし人類の進化によって、弱肉強食、適者生存という世界になるなら、人間をオルフェノク化させるオルフェノクによって人間は駆逐され、次にはそのオルフェノクを王が餌にするので、オルフェノクも滅び行くってことなのでしょうか。。。
でも、弱肉強食って先に滅びるのは食物連鎖のピラミッドの上にいる強食の方なんだよね。だから餌なら王はオルフェノクを食い尽くしてしまうわけにはいかないはず。暗黒エネルギーを吸収してハイパー化したベリアル君と同じで、覚醒のためには一定量が必要ということなのでしょうか？なら何故オルフェノクは滅びる運命なんでしょう？
うーん、ひょっとして王の復讐心や闘争心を満足させるためには、悪者が必要だってことなのかなって深読みしたり、、、つまり人間はいじめる対象がないと安定しないので、いじめる対象としてオルフェノクを必要としたのかなとか。
悪者の記号がはっきり現れるものを迷いなくスポーツのように殺すことで、狩猟本能や攻撃性残虐性を昇華できるので、人間は善良な紳士の顔を保つために怪物化するオルフェノクが必要なのかな。。。。。とか。。。
もっと単純な話かもしれませんが、最初に妙に爽やかで善良な人間だった草加を思い出すとそんな風にも捉えられる展開ですね。
○社長の椅子
スマブレ社を追われた村上社長。職場からの信頼を得られない傲慢な態度だけでは、結局人間社会では生き残れないんだよなあ、、
新社長は木場のようです。警察の研究所を襲ったのも木場のようですね、、、。
冷たいスマブレ社の社長室にこもり、木場は一人何を思うのか。。。一度復讐に手を染めた者の歩む道は暗い。それがいかに非道な仕打ちへの復讐にしても被害加害の連鎖に荷担したことに変わらないのだ。
木場は花形の言う、滅び行く運命を甘受して社長になったのか、、、はて？
とりあえず花形社長は悪い人ではなさそうです。でも重役会議に出る時に、スーツを着ないで普段着で出るあたりTPOをわきまえた人でもなさそうです（違！）。
さて、背水の陣村上。挽回はなるのか？
こうなるとラッキークローバーはどうなるんだろう？
○ いじめの構造
テルオが頭から水をかけられるいじめを受けてましたが、今度は草加が海堂様に水をぶっかけけ、どう見てもこれはいじめだよ〜；；
結花ちゃんが側にいないと、なんか単にみじめなだけに見える海堂。強く生きるんだ！海堂。決してひねくれることなく。
テルオ君、なんで海堂の純愛に答えてくれないんだよお；；
それに巧もあれだけ草加に襲われてるのに、よく草加と一緒に暮らし続けられるよね。こうなったら、巧と海堂が一緒に暮らすのが良いのかも。
でもそれは、結局オルフェノクと人間の共存の可能性を否定すること。頑張れ！ヒューマンオルフェノク、巧と海堂。
○ 草加の「高慢と偏見」
どんなに優しい育ての父親でも、オルフェノクを憎むという草加。命を何度も救われ、「戦え！雅人！」と励ましてくれたのにかい？
本当に草加はオルフェ化失敗作なのかどうか気になるなあ。。
真理や三原やりなも本当に普通の人間なんだろうか。。。真理やりなは少なくと蘇りはしやすい体質のようだが、、、。
ひょっとして、父さんは、流星塾生をオルフェノク化から救うために施術をし、失敗したのは怪物化した沢田、、、いや、草加、人間の心をなくした君が一番の失敗作・・・なのかもしれない。。。（ぬ〜べ〜OP風）
終盤、怒濤の逆転展開で、つい色々深読みしてしまいます。
暗い話の中でも、みんなで野球してるほのぼのシーンや、海堂のユニークさで緊張感を和らげてくれ、緩急自在で見応えありました。
巧、啓太郎、真理、海堂、三原、りな。木場と草加を憎悪の闇から救ってやってくれ〜テルオを守ってやってくれ〜
ところで、、みんな結花ちゃんのこと、忘れてしまったんだろうか？
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