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2004/10/23(土)
学芸会
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今日は学芸会。 2号は本番はばっちりでした。すごい高い声@@;。変性前の声は貴重なんで、ビデオ録画しておこうと、1号が生まれる前に買った8ミリを10数年ぶりに、物置きから出したのですが、、、カメラは生きてますが、録画が出来なくなってました。 それなら、と青鬼君、8ミリカメラをビデオデッキで録画しようと考えたようで持ってったのですが、体育館の電源は全てガムテープ貼られて使えなかったとか、、、、普段全然子供の記録を録る気がないから、いざって時にどうしようもないのよねえ。。 結局、友達のママさんが録画したのをダビングしてもらうことにしましたよ。
改めて、「八郎」を見たのですが、典型的英雄たんですよね。 海が荒れて、大人は皆その対応に追われ、誰にも相手してもらえないわらしこは一人泣いています。八郎はわらしこの泣いてる姿に「遊んでやる」と言うのですが、いつまでも泣きやまないので、山を海に投げ入れて、沈めてあげます。海が静かになり、村人は大喜び。 しかし、海は更に大きなうねりで村を襲おうとします。わらしこは再び泣き出します。 八郎はわらしこの泣く声を聞くのが辛くて、必死に波を食い止めます。 八郎は海に沈む前に、「俺はみんなの役に立つために大きくなりたかったんだ。わらしこ、俺を見たか。お前も大きくなれよ」と海に消え、海は静まります。わらしこは小さいので無邪気に、海が静まったことを手をたたいて喜ぶのでした。 けれど村人の心に「八郎」は生き続け、その言い伝えを永久に語り継ぐのでした。
「ハチロー!」という大合唱で終わるラストに、目頭押さえてるお父さん方多数@@;ちょっとびっくりの光景でした。非常にシンプルな話なのですが、子供達の迫真の演技と大合唱に感動してるようです。 おそらく、「わらしこ」という次世代を愛し、その子が愛する村人のために身を犠牲にした「八郎」の、わらしこに「俺の生き方を見ろ!」と遺言する姿に、お父さん方は自分の人生と重ねる部分が大きいのでしょうね。 こういう英雄話は、幼い我が子に自分の生き様を伝えたいと心のどこかで願っている親達の思いを代弁してくれるから、いつの世にも存在するのかもしれません(^^)。 また、八郎は自然の象徴であり、その恩恵への感謝を忘れないという意味も含まれています。 文化を「言語」で伝承する術を獲得した人類は、次世代の幸福のためなら自己犠牲を厭わない人の美徳と、その人々を育む自然への感謝を、後生に伝え続ける存在なのかもしれないです。 そんなことをふと思いました。
一方、今年最後の学芸会になった6年生は、「白竜」という遠野物語を劇にしたものでした。 人として、自分さえよければいいという生き方の醜さを描いた民話なのですが、、内容はともかく、児童の覇気が全くなく、ぼそぼそ棒読みの上、声が小さいのでマイクを交互に持って話すという、、、、5年生、4年生、2年生の劇を見た後だったので余計だめさがわかってしまいまいした(汗)。 他の学年のようにのびのびと演技することができないのは年齢的なものとは言えず、学年の雰囲気がかなり悪いからだと思われます。 観客の父母側もなんか気まずいものが漂ってましたよ(ーー; 現在、虚弱で特殊学級にいる1号は、たった一言でしたが、マイクなしで大きな声で台詞を言えました。変に周囲に染まらない良さもあるなと、苦笑いしましたね。
私? 本番前に、「おにさん、髪、髪!!きちんと整えないと。」と気にするさすがはおしゃれな美人ママさん。 「バカね。指揮なんて、髪振り乱してやるものなのよ!私はベートーベン目指してるんだから」一応髪整えながら冗談。 本番はばっちり、落ち着いて出来ました。こーゆーのは何事も慣れですな(^^)。
画像は21日の紹介したブレイド袋詰め菓子1000円の中身です。500円のはこれからクッキーの箱や下敷きを抜いたものでした(^^)。
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