プレハブの居間
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2004/11/16(火) 熱血医師(^^;
風邪で私が熱があるのに、連日1号の通院で運転手させられてます。
まずこっちの小児科の主治医のところへ行ったら、頭抱えてました。
「また病名が増えたのか;」
で京大の紹介状携えて、地域最大の拠点病院高次救急センターを持つ公立病院の泌尿器科に行ったら、、、、
大学医局の中堅世代の意欲満々な医師にあったのですが、、、これが、子供のお医者さんでないし若いので、喜びを我慢できないようで、即手術手術!こども病院に行ってもらいます!!の浮き足だった感じが何ともーー;
ええ、わかりますとも。難病奇病の患者を見つけると胸がときめくのが研究熱心な医師の性。仲間に研究材料を紹介してやるのが、手柄ですもんね。私は大学病院生活長いので知ってますよ。その反応良く見ます。外科医は手術大好きだしね。ーー;
京大の先生はこっちで手術すると言ったし、自然に治癒する可能性もあるようなと言いぶりでしたが、こっちの先生は最初っから、これは切るしかないと。(子供の前であんまりうれしそうに言わないで〜)
「京大でやるより、この分野はこっちの方が上です。うちの大学をバカにするなって感じですね。とにかく設備もこども病院は最新ですから。とにかく一度検査のために行ってもらいます」
「だったら、大学にまず行きますけど、、、」
「大学のその分野のスタッフがそのままそっくりこども病院に行ったんです。そこでやるのが一番ですね。」
「腎機能に異常がまだないですし、様子見るってことにはならないですかね。」
「腎機能に異常が出るまで待つまでもないでしょ、痛くてこの子が大変ですよ。」
「いやー、強力な免疫抑制かけてるんですが、、それを止めないと手術はできないでしょ。簡単にはできないんではないですかね。グラフトだめにしちゃったら元も子もないので、、、(心の中で腎臓は二つあるからひとつくらいとかブツブツ)」
「なるほど。いろいろあるんだよね。でも大丈夫、その辺は外科スタッフが相談にのってくれますから!」
(いや、だからそのよく存じ上げてる院長以下外科スタッフの頻回の手術と治療の失敗で、うちの子が今こうなってるんですけど、、、)とも言えず苦笑い。。。
とにかくこっちで面倒を見たい!(悪く言えば同じ医局仲間に材料を提供したい)ってことのようで、その熱意はまあうれしいんですけどね。たまたま京大の紹介状を書いた医師と明日学会で会うとかで、「データ送ってくれるように直接頼んでおきますから」ととっても情熱的(笑)やる気があるんだよね。
でも、1号はさすがに手術手術の連呼にちょっと涙ぐんでました。でも全然それに気づかないほど熱心で舞い上がってしまった先生なのでした(笑)。
実質臨床で患児やその家族との接する機会はないんだろうな。小児専門医でも大学の若い医局員だとこんな感じで無神経なのは常なので、別にこっちも気にしませんけど。
しかし、、この規模のでかい病院でもとても扱えない症例と言われる1号が、いかに奇特な存在か良くわかりますな。
普通の人はこの規模病院以上の設備もスタッフも必要ないまま一生終えるのにね、、、。
まあ、今度また京大のスタッフやこっちの主治医と相談して、先を考えたいと思います。
ちょっと今日は私も体調悪いし、日曜朝番組は録り逃すし、弱り目に祟り目。。。憂鬱な気分になりましたよ。


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