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2004/11/29(月)
主婦はおいや?
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昨日は3号のお遊戯会でした。画像はぶんぶく茶釜で女将さんを演じた3号です。 青鬼君とこれで幼稚園の行事は終わったね〜としみじみ。 歳月が流れるのは早いものです。
この子を産む前は、主婦なんか絶対向かないし、やりたくもないって、思ってたんです。子供とは保育所に預けて育てるもんで、仕事に生き甲斐を持ってる母の方が、家事育児苦手な母に四六時中側にいられるより、子供にとっても良いはずだと。 当時1号が、長期入院を繰り返してて、実質母親が付き添わなければ病棟は成立しない大学病院事情があったんです。今でこそ父親の付き添いも認めますが、当時は男の人の付き添いは想定されてなくて、子供が病気なら母親が仕事を犠牲にして当たり前という考え方だったんです。 私は2年の休暇(2号の育休も使った)を使い尽くして、これ以上職場に迷惑をかけられないので仕事やめざる得なかったのですが、心の底で、旦那と離婚し親権放棄して、仕事を続けたいと思ったりもしてました。 だって他人の給料で食わせてもらうなんて、、、やりたくもない家事育児させられて、その上経済的に夫に優位に立たれるのは屈辱でした。 それでなくても私の方が勤務地を変えて、実家を遠く離れて旦那の都合に合わせてきたのに、、、私はこっちの県を受験し直してまだ1年だったので、契約退職の権利がなかったのですが、旦那にはあったんです。 あなたが契約退職して、病気の子供看病しながら2号を育てれば?と言いたかったですよ。 夫がドナーになることを絶対反対した姑は、主人が契約退職することにも絶対反対で、私に「肝臓までとったあなたに仕事をさせるのは酷ですから、家庭に入って楽して下さい。」って言うんです。 おいおい、肝臓とった上に仕事までとるのかい?家庭に入ることは私にとってラクではないのです。 自分の子供より仕事で会う子供の方が好きなんですけど。。。 旦那の人柄には全く不満はないのですが、仕事を奪われるくらいなら離婚したいと思ってた頃、3号が生まれて、この際この子は子供の出来ない親友に養子に出そうと思ったくらいです。 小さい頃から、女なら看護婦か教師でないと男性と対等に仕事できないし、経済的に自立できない、と言われて育ったので、(うちの母は離婚したいのに経済的理由で断念したので)仕事がない女性というのは、不本意な生き方しかできないという先入観があったんだと思います。 そんな頃、2号が熱心に見ていたアニメ、「デジモン」と出会いました。特に02の23話を見て、自分の子を愛せる喜びをかみしめましたね(^^)。目の前にいる我が子に感謝しました。 子供と一緒にTVを見ること、子供が好きなものに自分がはまれること、そんな瞬間をこの上ない幸せだとやっと思えたんです。 デジモンにはまってネッ友さんが出来て、そこから広がるように映画や本といった娯楽や文芸を心から楽しめるようになったのでした。 そうそう、うちはそのころまで、旦那がボーナス日になると暗い顔してたんです。ボーナスを見ると私が恨み辛みを言ってしまうから。「あーあ、私も同じ額稼いでいたのに、、」と。 でもある年のボーナス日、旦那が土下座して、「どうかお願いだからこのお金で食べて下さい。どうぞ、好きなように使って下さい!」という下手に出る作戦に出たので、「よし、許してやる!」と思った次第です(笑)。 そして、ガッシュのワイフのごとく、文字通り存分に食ってるし、湯水のようにオタグッズを買いまくってます(笑) ジャンルは違いますが、冬ソナに高齢女性が熱狂する姿に、アニメや特撮にはまってる自分と同じものを感じて、妙に共感を覚えます。
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