プレハブの居間
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2004/12/27(月) 個人内評価
今日の夕方、1号の担任が通信票を持って訪ねて来た。
頑なな表情で「どうもすみません」と言いながら通信票を渡された。黙って受け取り、礼を言うと彼女もそそくさと帰って行った。
父母の苦情で、担任に通信票の評価変えさせたってのは聞いたことないなと、気分は複雑だ。

実は24日に小学校へ行ったのは、1号の評価に不満があったから(笑)。
終業式に1号が持っち帰った通信票を見て、呆れた。

8教科32の評価項目、「よくできた」「できた」「もう少し」の3段階評価なのだが、30個「できた」に2個「よくできた」だった。
1学期は「よくできた」が10個、他「できた」だったので、明らかに、評価が下がったという印象を受ける。
もちろん絶対評価が基になっている。
1号は1年〜4年までは、「よくできた」が、20個以上あった。5年になって10数個になったが、少なくとも国語理科社会家庭の「興味関心」事項だけは5年間「よくできた」だった。
今回は興味関心には全教科全くついてなくて、国語の「作文」理科の「論理的思考力」の項目のみ「よくできた」であった。
(参考までに1号より学力劣る2号は、「よくできた」は15個ほどである。)

1学期、1号はクラスが落ち着かないのもあって周囲とトラブル続きだったので、2学期は全身状態が悪く入院通院の回数が増えたことを理由に、特殊学級への通級にした。
実際のところ1号が登校が辛いとこぼしていたし、学級担任が1号に対し不満を露わにしているので、彼女の負担を軽減してあげたくて、特殊学級行きにしたのである。

1号は特殊学級ではプリントを一人でやるのが主で、後は好きな手芸に取り組んだり自主的に学習をしていたようだ。特殊学級の担任は、知的障害児の授業や肢体不自由児の指導にかかりきりで1号はその助手をしたりしていた。時々6年生のクラスに戻って授業を受けることもあった。また教頭校長の元で話を聞いたりもしていた。1号は1号のできる範囲で学校生活を頑張って過ごしたのだ。
入院中は院内学級に所属し、京都の養護学校にも通ったりしていた。
養護学校の担任は、私に「1号さんは非常に学習に意欲旺盛で、知識も豊富で、指導のしがいのあるお子さんです」と言ってくれた。
それなのに、トラブル続きだった1学期より著しく期末評価が下がったのは何故かと率直に親としては疑問だった。
テストの点でつけてるわけでないなら、なおさら不思議だ。
1号は、「2学期はあまり授業に出てないからだって」と寂しげに話したが、私は胸が痛んだ。
通信票は本人が努力したことを評価するのが目的だろう。彼女は病気と戦いながら、頑張って登校したそのことだけでも私はほめてやりたいが、所見でさえその努力を評価してるとは全く感じられない。
今まで問題があれば、教頭や養護教諭とのみ話し、担任には穏便に接してきた私だが、さすがに今回は直接こちらの気持ちを話そうと思い、あらかじめ電話を入れて学校に出向いた。


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