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2004/08/10(火)
続バカなオバサン
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9日の日記の続きです。 翌日は4人で「キング・アーサー」を見ました。私はほとんど寝てたので感想も何もあったもんじゃないのですが、一応居間に鑑賞日記アップしてます。 友達と「キングアーサー」見た後、色々また話しました。あれも歴史に名を残すという表現で終わるあたり、宇宙戦艦ヤマトのように「争い」が、武力で解決しようとしたことそのものが過ちだったというオチには、最近の映画はなかなかいかないなーって話しをしました。 一概に戦争ものと言っても様々なシチュがあるんでうかつには言えないですが、SEEDでさえ「争うことの愚かしさ」=戦後の虚無感を漂わせてるのが日本の戦争アニメの良さかもしれないなってちょっと思いました。 そういう感じ方は、敗戦の鬱による日本の自虐的歴史観に起因するとか言われそうですが(誰に?笑)、それを自虐的歴史観と非難する人達もまた自虐的なんじゃないかと(笑)。何事も偏向し過ぎたら、反動が来るものなのでしょう。 キングアーサー、戦闘アクションもげんなりでしたが、トロイといい、キングアーサーといい、ラブシーンが何とも言えず、短絡的、、、過程すっ飛ばして、目と目があって、男性の寝所に意中の全裸の美女が訪れて即行為ってパターンには、私ら冬ソナ族には絶対不評です(笑)。 やっぱり、愛を語り合うまで到達するのに、互いに相手を思う故に悩む切ない過程がないと、こんなの全然萌えないですよ〜。よっぽどアラゴルンとアルウェンの方が、互いを大事に思ってる切ない描写があり、ラブロマンスを感じます。 女性はコミュニケーションなしで即行為という展開に萌えないけれど、「冬ソナ」にはうっとりするんだよね(笑)。 ちなみにキングアーサーのベッドシーンで、友達の娘さんは「恥ずかしい」と目を覆ってました。同じ年のうちの子は平気で見てましたが、、、 「あんなのましだよね、マトリックスやトロイに比べれば」と私が言うと 友達に「君、だめだよ〜。こんな子供のうちからそんな刺激あるもの見せちゃ〜」と笑われました。 ところが、私の見る作品てば、これがまどろっこしいけどきちんと愛が成就するまでの過程を描いたものって少ないのよね。 友達は「たそがれ清兵衛」や「世界の中心で愛を叫ぶ」とかの古典的邦画が好きだそうで。。。。 「冬ソナ」を良いと思う私の中で、アニメや特撮を見てる私の居心地の悪さを感じたり(笑)。
なんだかんだと、それ以外に子供と4人で共通の話題になったのは、「ハリーポッター」「ロードオブザリング」でした。 一番話が盛り上がったのは、「ハウルの動く城」。 私以外はみんな原作に精通してるので、映画はだいぶ原作から外れそうだと予想しつつ、すごい楽しみにしてるみたいでした。 かくいう私も映画館で、ハウルの予告を見ると、それだけでもう圧倒されましたよ。やっぱり私は宮崎ファンなのです。でもこれって、それだけでネットの世界で異端視されるんだよなあ(笑) ホントたまに彼女と語り合うとバーチャルな世界と現実の乖離に戸惑うばかりだわ(笑) でも友達の娘さんは日曜朝、9時過ぎまで親が寝てる間、「ゾロリ〜プリキュア」まで毎週しっかり観てるそうで(ガッシュは日曜朝ではない地域)、ブレイドとデカレン話題でもわいわい盛り上がりました。 その娘さんたらうちの1号よりちゃんとブレイドを見ててくれて、うれしかったり(笑)。 「始さんがすっごいかっこいいよねえvジョーカーだったんだよお」ってすっかり視点がミーハー。仲間じゃん(笑) 友達はクウガはすごく好きで全話観てた人なので、この際ブレイドを布教しようとDVD無理矢理貸しました。さて見てくれてるかしら?(笑) まあ、でもこういうのって後半どうなるかわからないんで安易にお勧めも出来ないってのは、リアルタイム放送中番組の難しさですね。
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