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2005/06/20(月)
全道振り返り@〜アナウンス言い訳編
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Nコンの全道大会が先週の金曜日に終わりました。
私は、アナウンスで全国に行けませんでした。 地区の成績からすると結構有り得ないことでした。 実際、地区のあとは「全道でもうちょっと頑張って一位を目指そう」くらいの意気込みでやってました。 不可能ではなかったと思います、みんなそれだけの練習はしてきました。
とはいえ、私は基本的にネガティブ&気弱。 本番が近づくにつれて私の不安は大きくなっていきました。
OBの方々は、直前まで練習を見てくださいました。
「どこも心配するとこないから」 「読めてるから、みんなの面倒みてあげて」 「地区ニ位なんだから大丈夫」
(プレッシャー&プレッシャー&プレッシャー)
アナウンスは読み間違え・タイムオーバーは論外、発声・発音・滑舌・アクセント・イントネーション等細かい差で点数がつけられます。 とりわけ北海道は全国でも激戦区。ミスは許されません。
・・・押し潰される。
私は本番、課題原稿の途中でかんでしまいました。 手が震え、頭が真っ白になっていました。 三年間積み上げてきたものが、その一瞬で音を立てて崩れたようでした。
表彰式、私はステージに上る仲間を祝福することさえできませんでした。 私もあそこに上りたかった。 辛くて辛くて、胸が張り裂けそうな思いでした。
満足できる読みで落ちたかった。 でも満足できる読みなら落ちない自信があった。 どうにかしたいけどどうにもならない。 だって最後の大会なんだもん。
家に帰ってからもふさぎこみ、まったく立ち直れませんでした。 少しでも思い出すと涙が止まらなくなるので、考えないようにすることで精一杯でした。
いつ抜け出せるのかもわからない深い後悔の闇の中に、そっと手を差し伸べてくれたのはscioltoでした。 メールで励ましてくれて、遊びに誘ってくれました。
scioltoと一緒にいるうちに、私の心の中でふっと軽くなる感じがして、結論を出すことが出来ました。
私は、満足のいくまでアナウンスの勉強を続けることにしました。 満足のいくまで。 引退しても、卒業しても、結婚しても。 中途半端なままで終わりたくないという思いもありますが、意地とは違います。 ただ純粋に「人に何かを伝えること」に魅力を感じている自分に気が付いたのです。
もちろん全国にはいきたかったけど、でも、でももういいや、って思えるようになってきたのです。
今はそれでいいかなーとおもってます。
とまあ引退口調ですが、他の部門で全国行ってるから東京には多分みんなでいけるんだよね。
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