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2009/03/31(火) 卒業
本日をもって、1年半続けた某局での報道CAのバイトを卒業致しました。

理由は…単位がとれてなさすぎて平日丸一日空けるのが辛いってのもあるけど、なんか自分に満足してしまって向上心がなくなってしまったためです。

最初はこんなに恐くて辛いバイトがあるんだと雰囲気に圧倒されて、でも失敗したから辞めるとか怒られたから辞めるとかそんなのは絶対嫌で、意地だけで続けてました。

慣れてきたらちょっと楽しむ余裕も出てきたけど、相変わらずバイトの前々日から鬱なのは変わらず、いつ辞めてもいいなぁと思いながらも、漠然と自分の中で「ミキサー持たしてもらえるまではやろうかな」と思ってました。

あまりに精神的にしんどくて、去年の10月からは週1に減らしました。
始めた頃は自分の名前が名簿の一番下にあったのに、気付いたら自分の下には若いバイトの子がずらっといて、なんて入れ替わりの激しいバイトなんだと思うと同時に、そんな中で続けられてる自分にびっくりしました。「今日初めてなんです」っていう新人の子に丁寧に仕事を教えても、二度と来てくれなかったこと、10回以上ありました。

11月だったかなぁ、むちゃくちゃ怖いカメラマンと一緒に紅葉を撮りに、京都に行きました。

…初めてミキサーを持って。

いつものように怒鳴りながらも「今日で覚えろよ」と丁寧に教えてくれました。
1年半やっても覚えることはまだまだ無数にあります。どんどん上のレベルを求められるようになって、時間だけが過ぎていって、この先どうしようと思い始めました。バイトだからできなくていいという人もいるけど、続けるなら覚えていかなきゃいけないし、カメラマン志望でもないのにそこまでして技術身につける気もなくて…。音声はまだしも照明はまったく組めない。あ、自分これ以上やる気ないかも、とか思って。4回生が沢山抜けるこの時期に便乗することにしました。

上司にへらへら笑って媚びてる人達が嫌で、職場では極力喋らないで必死にポーカーフェイス装って、淡々と仕事だけするようにしてました。それでもめげずに絡んでくるカメラマンの皆様には本当にお世話になりました。
そんな辛い日々の中で、たまに416(ガンマイク)誉められたり、ありがとうって言ってもらえたり、よくそんなに荷物持てるなって言われたり。そういう小さな達成感が嬉しくてここまで続けられたのかもしれない。

色んなとこに行きました。出張で西へ東へ。
おいしい物もいっぱい食べました。

府庁、市役所、裁判所、地検、JR、府警あたりはもう何度行ったかわからない。知事も何度囲んだことか。
新人記者が入ってきた時には一緒に原稿考えたり、記者の代わりにマイク持って街頭インタビューしたこともあった。
アナウンサーはみんな綺麗で優しかった。
夜中3時に起きてタクシー出勤したり、胃腸炎で正露丸飲みながら徹夜取材行ったり…
時給800円なのに日給16000円になった日もありました。

本当に過酷なバイトでした。社員はもっと大変。
とにかく常に急いでいました。「さっき手のあいたあの3分でやっておけば」ってことが何度もありました。
それを逃すと二度とできないのです。そして怒られる。

自分自身、本当に強くなりました。
即座にその場の空気を読んで把握する能力、先の先まで考えて素早く行動する能力、走りながら字を書く能力、が飛躍的にアップしました。

後にも先にも二度とない経験だったと思います。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

2009/03/17(火) 2009春 インド・韓国〜あとがき〜
まじめに読んだ人はさすがにいないと思うけど、ここまでありがとうございましたw

短い旅でしたが誰もお腹を壊さなくて本当に良かったと思います。
今までの旅の中で最大警戒体制を敷いて行ったため、体の負担はそんなになかったのですが(徒歩移動もほとんどしてないしね)、いかんせん初日は精神的にきつかったです・・・。何が辛いって自分の思い通りに全然いかないところかなw特に移動・・・
インド行くと人生観変わるとか言うけれど、それは何かインドを日本とはかけ離れたとんでもないファンタジーな世界だとでも思ってるからじゃないかと思う。実際は同じ地球上にあって、同じ人間が住んでるわけだから、そこでの違いなんて天文学的にみたら目くそ鼻くそなんだよね。物乞いの多さだの汚さだのそんなのはすぐに慣れます。インドに行く人は、純粋にインドのでかさを楽しんだらいいと思う。私の英語がもっと達者だったら同じ話題で盛り上がれたのかな。
とまあこんなのんきなことを言ってられるのもそこまで悲惨な目にあってないからでしょう、深津さんのおかげですねw
広いし物価も安いので、時間と目的があれば是非もう一度行きたいです。私やっぱり寒いよりは暑いとこの方が好きです。

画像:リシュケシュのオリエンタルゲストハウスの屋上

2009/03/16(月) 2009春 インド・韓国K
5:30起床予定だったんだが、なんとまさかの寝坊。
時計を見た時、リアルにサーッと血の気がひく音がした。

大急ぎで準備をするも、後の祭りw
赤字覚悟でタクシーの手配を頼むが、バスで行っても時間的に変わらない+クレジットカードが使えない(現金はバス代しか撮ってなかった)ため、イムさんに「がんばって!!」と見送られ(本当にこの節は早朝からご迷惑をおかけしました)バスに飛び乗る。
実はこの時点では『急いでください!』って嫌な顔されるけど飛行機には乗せてくれるであろう時間に着きそうだったんだ。

しかし、数分後にバスが渋滞に巻き込まれる。進まねえ進まねえ・・・後ろの日本人ババアが「いやぁ早めに出といて良かったわねえ」とのん気にのたまってるのを尻目に、顔面蒼白の我ら。
この時点ですでに『荷物は全部持ち込みで!走ってください!!』って全力で嫌な顔されながら最後の乗客になれるかなれないかの瀬戸際レベル。
その後もバスは50cmくらいずつしか進まず、結局空港に着いたのが離陸の5分前くらいw一応カウンターに走っていったら「・・・え?いや、この便はもう無理ですよ。」と、こいつ何考えてんだ?みたいな呆れ顔で言われる。急いでとかそういう次元の話じゃなかったねw

さてと、死のうか・・・。日本まであと数百キロなのにね・・・。寝坊して飛行機乗れないとか初めてですよ。今だからネタにして話せるけどさあ・・・あの時の雰囲気はほんとに酷かったです。

まあ落ち込んでてもどうしようもないので、こういう時動くのは自分しかいないわけで、とりあえず何社か回って飛行機の値段聞いてみました。日本語通じるしびっくりするほど楽ですよ。空港でとるんだから当然正規料金なわけで、TAXも入るととんでもないことになるんじゃないかと思ってたんですが、意外に2万ちょいでした。(といっても金をドブに捨ててるわけですが)大阪から札幌帰る正規料金の半額以下だったわけです。まあ札幌より韓国の方が断然近いってことですね・・・。
14時の関空行きを買って、空港内で失意にまみれて暇をつぶしました。
つられて免税店でブランド物買わなくて本当に良かったです。
昼飯も食わずに落ち込み続けて諦めて昼寝をし、今度こそ飛行機に乗ってあっという間に帰ってきました。
韓国で寒さの面でも金銭面でもリハビリできてたので、帰ってきたあああって感じはしませんでした。

しっかし韓国、寒かったなあ・・・。

画像:スガワラ@韓国の屋台

2009/03/15(日) 2009春 インド・韓国J
朝起きてだらだら準備し、景福宮へ。
「ソウルの見どころ」の一番最初に載ってるから、一応見といたるかっていうノリです。ここも歩いて行けた。李成桂が建てた、まあそれなりの大きさの宮殿です。宮殿の前の屋台ではちのこ売ってた!むりー。普通にスルーして芋けんぴとイカの燻製買ってかじりながら見学。
宮殿の前に民族衣装着た守衛の人形が並んでるので一緒に写真撮ろうとしたら人形じゃなかった。人だった。「Don't touch me.」って言われたらしいw動かなさすぎだろwwwしんどいだろwww時給5万ウォンもらってもやりたくないよその仕事www
景福宮は中国とかにもよくある赤・緑・青の派手な色使い。中は広くて時折気持ち悪い像が立ち並ぶ。なんか竪穴式住居もある。全然方向性わかんねえー。まあなんだかんだで30分くらいで見学終了。
その後はすることもないのでひたすら免税店巡りに付き合わされる。いや、正解だと思うよ。この国観光するところじゃないもん。

夜、明洞に戻ってきてこんどはガイドブックに乗ってる焼肉屋に行ってみる。ここでも大量の薬味・漬物類が出てくるのだが、葉っぱが多種類すぎて困惑。ごはんが五穀米で美味い。
韓国は焼肉屋でも専門性が高いらしく、日本みたいに冷麺もビビンバもユッケも一緒に売ってない。焼肉屋は肉だけ、ビビンバ屋はビビンバだけって感じで、メニュー自体も少ない。
韓国では焼肉・冷麺・チヂミ・ユッケ・ビビンバをコンプリートしなければならなかったので、二軒はしご。
ビビンバもユッケも美味かったけど石焼きじゃなかった。そしてやはり値段は高かった・・・。日本と変わらないです('・ω・`)

帰りに路上でスイッチ入れると狂ったように踊るぬいぐるみを韓国人が「キモチワルイ、キモチワルイ」と言いながら売ってたので思わず買った。コウジと名づけた。由来は内輪ネタなので割愛する。

閉店間際のデパートでバイト先とサークルにお土産(キムチチョコレートという最低な代物)を買って、6個入りのクリスピードーナツを買って帰る。

画像:景福宮

2009/03/14(土) 2009春 インド・韓国I
韓国でのメインイベント、DMZツアーの日。
8:00だかにロッテホテル集合だったので、早起きして向かった。もう寒いのわかってるからジーパンの上にカーゴパンツ重ねて、上は4枚重ね着。
途中朝から開いてる屋台があって、チヂミとぎょうざとなんかサンドイッチみたいなのを買う。
早めに行ったら旅行デスクまだ開いてなかったから、適当にそのへんで朝飯食う。
ツアーの待合場所が日本人のババアばっかりで萎える。普通の観光バスに乗り込む。割と満席で、客層は会社の慰安旅行のような団体から大学生グループまで様々。
別に発音うまいわけじゃないのにひたすら良く喋るおばさんガイドの案内でバスは出発する。意外とソウルから国境って近くて、1時間やそこらでもうそれっぽいエリアに着く。
ちょうどこの時北と連絡が取れないだかなんだかで、物資運ぶトラックが国境を越えられずに沢山待機してた。DMZ入る時に若い軍人がバス入ってきて全員のパスポートを一応チェックする。なんかやっつけ仕事だったけど。

まず韓国側の一番北の駅、都羅山駅へ。
寒すぎる。マイナス12度くらいらしい。この寒さで食べ物もろくに食えなかったらそりゃ人死ぬわw
そこらじゅうにカメラが配置してあって、北朝鮮側を撮ると怒られる。めっちゃ観光地っぽいけど一応平壌方面向かうホームあるけどこっから電車ほんとに出てんのかな?
次にトラ展望台へ。ここからは普通に北朝鮮の建物とかが見える。でも写真とっていいラインがあって、そこより前に出て撮ると、迷彩服着たお兄さんに「今撮ったでしょ?消して?」←多分英語 って言われる。まあ線よりこっち側でも向こうの領土は写るんだけど。画像参照。国境挟んでこっちに韓国国旗、向こう側に北朝鮮国旗が立ってるのが見えるのが印象的でした。
その次は南侵トンネル見学。休戦後にこっそり掘ってたらしいです。ちくられて発覚したらしいし、もし見つかんなかったら怖すぎだよね。いきなり足元から金正日とか勘弁してほしい。ちなみに掘ってるのばれた時に石炭の採掘だって言い張るため壁に石炭が塗ってある。なんとも浅はかで北朝鮮らしい。ジェットコースターみたいな乗り物で地下まで降りてトンネル内を歩いて見学しました。完全に観光地。
バスの移動中にパッチギ!で有名な♪イムジン河水清く〜が流れる。
次は自由の橋?だかっていうところへ。南北統一の願いが書かれた短冊や寄せ書きがぎっしり貼られている。ほんとに統一する気あんの?ないでしょ?というのが本音なんですが・・・。
で、やっと昼食。修学旅行とかで来そうな店で一斉にプルコギを食べる。味は、普通。

菅原この後具合悪すぎてダウンw朝から相当動き回って疲れました。ソウル到着は二時頃だったか。その後は免税店巡りに付き合わされ(本気で買い物がしたいらしい)、ぐったりして帰る。

画像:写真とっていいラインから撮った北朝鮮の村

2009/03/13(金) 2009春 インド・韓国H
12時過ぎにソウル仁川空港に着く。

都会だ。途中降機一回無料ということで、飛行機の都合でインドには全然いれなかったので、帰りにちょっとソウルで遊んでいくことにしていた。3泊4日。地味に初韓国。
もう空港内の看板からすでに日本語表記があるからね。いきなり文明開花しまくってて日本に帰る前にいいリハビリになりそう。

ゲートを出て、空港の両替店で残りのドルをウォンにする。ドルをルピーにした時に比べてかなり枚数が少なくて萎える。

リムジンバスを探して乗る。高いよぉ。きれいすぎて日本にしか思えない。
そして寒い。一気に40度くらい気温下がった。ありったけ着込む。
どこもかしこもきれいで結構なのだが、ハングルが読めないのが困る。電光掲示板にもちゃんと次のバス停の名前出るし、アナウンスもあるけど、いかんせんハングルなのでわからん。ガイドブックを見て降りるべきバス停のアルファベット表記を見て、アナウンスに耳をかたむけてその駅名を聞き取るほかない。まじ困難www漢字表記もあるんだから漢字で書こうよ。
バスはソウル中心部へ。ああほぼ日本。9割方日本。

安宿が多い安國(あんぐぅと発音してた)というところで降りる。地図を見ながら歩いて、1軒目の宿へ。ああ冷蔵庫があったり談話室があったりなにこの充実した感じ。でも満室だった。向かいにもう1軒あったので再チャレンジ。日本語ペラペラなイムさんがまじ丁寧な対応してくれた。部屋はこっちもいっぱいだったんだけど、さっきチェックアウトされたばかりの部屋が一部屋だけ空いてて、すぐ掃除して空けますのでって感じで1階のネカフェコーナーで待たせてもらった。でもほのかにキムチ臭い。
部屋は超綺麗。タオルとか置いてあるし・・・風呂にはシャンプーもボディソープもついてた。湯船があった。冷蔵庫までついてた。まぁインド帰りだしどこ泊まっても感動するの当たり前なんだけど・・・。

荷物を置いて街へ繰り出す。繁華街明洞までは歩いて行ける距離。ちゃんと区画されてて目印もすぐわかるから迷わないし、むしろ地図なくても雰囲気で歩ける街。
とりあえずロッテホテル目指す。普通に着く。地下のクリスピードーナツ(関西にはない)で休憩しようとドーナツ注文したら、すでに日本語が通じる。ドーナツ屋のバイトですら日本語できなきゃ採用されないのか。地下鉄で必死に日本語勉強してるお姉さんいたし。
ロッテホテルでの用事は、明日の北朝鮮国境ツアーの申し込みと、免税店。ホテルの6階に色んな旅行代理店が入ってて各種ツアー申し込みができる。で、ほんとはかの有名な板門店に行きたかったんだけど、そっちが大人気でいっぱいだったためDMZ(非武装中立地帯)ツアーにする。正直なんの違いがあんのかわかんないけど、満席って言われるとそっちのがいいような気するじゃん・・・。まあどちらにしろ結構いい額するんだけどね。でも韓国で3泊とかすることないんだよほんと・・・。

外のあまりの寒さに耐えられなくなってあったかい服を買うことにしたんだけど、若者向けファッションビルに入るものの韓国ブランドの服はダサいし日本ブランドの服は高いし、結局ユニクロでフリースを買ったww耐えられずにレジ通して速攻着る。
明洞をうろうろするも金がないので何も買えない。流暢な日本語が飛び交い、人口の半分が日本人。ここは買い物しに来るところだね。でも言うほど安くないじゃんと思うのはインド帰りだからですか?

とりあえず焼肉を食べなきゃはじまらないと思い、適当なところに入る。ここでも客の8割が日本人。値段も高いなあ・・・明洞の真ん中だもんな・・・。なんか切れてない長い肉を持ってきて焼いてくれて、焼けた頃にはさみで切ってくれる。んで葉っぱで巻いたりして食う。肉は硬い。ナムルとかキムチとかサラダみたいなのもサービスでいっぱい出てくる。でも私キムチきらいだから・・・。
現金ないから今日の支払いはほとんどカードですwww

帰りはあまりに寒すぎて徒歩で帰るのを断念。地下鉄に乗ってさっさと帰り、熱いシャワーを浴びて寝る。幸せですね。いちいち高くてイラつくけど。

画像:スガワラ@焼肉屋

2009/03/12(木) 2009春 インド・韓国G
(これ以降なぜか日記が途切れてるので記憶だけで簡潔に書きます・・・)

早めに起きて朝のガンジス河を見に行く。
デリーの喧騒を忘れるほどの静寂。ここなら何度でも来たいです。

一通り散歩して欧米人に大人気のカフェ・デブラージコーヒーで朝飯。
荷造りしてチェックアウト。乗り合いタクシーでセントラルバススタンドに向かう。

どれがデリーに行くか聞いたらガラガラのバスに案内される。一番前の席ゲット。足が伸ばせる快感に酔いしれる。
12時半頃出発する。行きと同じレベルのバスなのに快適さが全然ちがう。気持ちの問題だろう。
楽しく街並みを眺めていると、某氏がトイレに行きたいと言い出す。しかも限界だと。もちろんバスにはトイレなんてないし次何時間後に停まるかわからない。20歳を過ぎた大の大人がまさかの失禁か!?というところで運転手が天才的に空気を読み、休憩突入。神の存在を確信した瞬間だった。

夕刻、暗くなりきらないうちにデリーに到着する。ISBTには近くに地下鉄駅があり、来る時に入口の場所を確認していたので、帰りは地下鉄を使ってみることに。
ISBT駅から茉利と待ち合わせしてるコンノートプレイスまで。地下鉄乗るだけなのにかなり厳重な身体検査がある。地下鉄は安くてかなり綺麗。でもすいてる。なんで?
コンノートプレイス駅で降りて地上に出る。コンノートプレイスは円形の広場のようなところでぐるっと高そうなお店が取り囲んでいる。背の高いきれいなビルもたくさん。地下街もあって楽しく、なんかいいお土産はないかと探す。結構どこもいい値段してて買わなかったけど。

で、待ち合わせ時間になっても茉利が来ない。昨日あんまり意思疎通できてなかったらしい。電話屋を探して電話をかけ、茉利が来るまでマックで待つ。
インドマックは高級らしく、入り口に警備員がいる。確かに高い。マハラジャマック食べたかったけど、このあと飯を食いにいくのでシェイクで我慢する。味はそう変わらん。

約一週間ぶりに茉利と合流して、最後の晩餐ということで高級レストランに行く。
いつもの食事の10倍くらいの値段だったwwwwお土産も買ってないのでお金が余ってしまってたからいいんだけどw
ずっと食べたかったタンドリーチキンや、魚のカレー、デザートまで食べて幸せだった。
まさかあれだけ節約してきてここでRs500もの大金がウンコになるとは・・・。チップ渡すとか生まれて初めてです。
ありえないメンツで集合写真を撮りました。全員疲れて死んだ魚の目をしているが。

帰りのリキシャーの交渉は茉利に丸投げ。日本人の格好をし白人のような顔立ちで巧みにヒンディー語を操る彼女はインド人の目にどのように映るのだろう。途中、ホームステイ先で茉利が降り、ここでさよならする。
お世話になりましたwww一人だったら絶対無理でした。その後はまっすぐ空港へ。夜中の2時発の飛行機なのでね!

さあて、何度リキシャーに乗っただろう。うるさいクラクションにもようやく慣れてきた頃だったんだが。

空港で荷物を預け、残った僅かな金で最後のチャイを飲む。歯磨き等身支度を終えてソウル行きの出発口に行くと、日本人だらけ。みたことある人がちらほら。オウランガーバードで会った東京外大の子とか。夢いっぱいのインドに別れを告げて飛行機に乗り込み、とりあえず爆睡する。

食事:朝→パン(私はなし) 昼→プリッツ等 夜→タンドリーチキン、カレー
まだ日本食残ってるのが笑える。

画像:リシュケシュ ラクシュマンジューラー橋付近

2009/03/11(水) 2009春 インド・韓国F
朝ホテルのじいちゃんがあまりにうるさくて目が覚める。
ホーリーだからってわくわくしすぎです。荷物をまとめてホテルを出る。

ホーリーはインド3大祭りの一つで、3月11日に全土で行われる。
「Happy Holi!!」と言いながら誰彼構わず色粉や色水をかけあう。ホーリー前には屋台で水鉄砲が売られる光景をよく目にする。
私でも知ってたから有名だよね?旅行時期にちょうどかぶってたのでとっても楽しみにしていました。ほんとはデリーのが一番激しいらしいんだけど、旅程の都合でリシュケシュで楽しむことにしました。

ここリシュケシュはデリーの北東部に位置するヒマラヤ山脈の麓で、ガンジス河が流れている。ガンガーと言えばバラナシ、と思いがちだけど、あの辺の濁流とは違って上流に位置しているから水がとっても綺麗なのです。バラナシまで行く時間はないけどガンガーは捨てれないと茉利に相談した所、この地を薦められた。
そしてリシュケシュはヨガの聖地でもあり、アーシュラムと呼ばれるヨガ道場に多くの外国人が長期間滞在している。

表通りまで出て乗り合いタクシーでラクシュマンジューラー橋の方に移動する。ガンガー沿いの道をひたすら登っていく。
レストランTiptop前で降りて、道を下っていく。くねくね下る道の途中はラフティングとヨガの広告ばっかり。
インドに来て初めて味わうリゾート地っぽい雰囲気。定山渓っぽい。オリエンタルゲストハウスを見つけたので部屋を見せてもらう。安い。そして激しく綺麗。トイレの便座がインド史上最高に綺麗。洗面台がある。興奮してとりあえずここに決め、シャワーを浴びる。屋上がとっても気持ちがいい。

リシュケシュは標高が高く、気温も湿度も札幌の夏くらいで非常に快適。捨ててもいい服に着替えて外に繰り出す。

朝飯はジャーマンカフェで。リシュケシュには欧米人が多いのでオシャレなカフェや雑貨屋がちらほらあるんです。メニューも欧米風、値段も高い。野菜炒めとトーストとオムレツのセットを食ったが、トーストが焼くのではなく揚げてあった。誰か教えてあげればいいのに、焼くんだよって・・・。でも野菜が食えてとっても嬉しかった。
ガンガーにつり橋が何本かかかってんだが、猿がいる。あと、乞食が健康的。

しかしほんとに今日はホーリーなのか?やはり大都市じゃないとやってないのだろうか・・・と思うほど静かな町を歩いていると、突如、ガキにピンクのスプレーをかけられる。きたこれ。
それ以降はもう色んな人に色粉をかけられバイクの若者集団にセクハラされこのやろうと思って色粉奪ってかけたりかけられたりしてぐちゃぐちゃになったのでそのままガンジス河に飛び込む。
体洗ってたオッサンに石鹸を借りる。水、綺麗です。泳げます。
その後も歌い踊ってる現地人の集団に混じったりガキとおっかけっこしたりとっても愉快でした。どさくさにまぎれてウンコ踏んだし。人だけじゃなくて犬も牛も巻き込まれてる。

ただこの祭り、参加してる人としてない人の温度差が激しいwww女の子なんて「やーね汚らしい」って目で基本傍観してるだけだし。外人もニコニコはしてるけど服は汚れてない。私だけ?www
誰彼構わず色粉はかけられないね・・・服汚れてる人じゃないと絡みにくい・・・
一通り楽しんだ後はホテルに戻って服を洗濯、着替えて晩飯を食いに行く。ジャーマンカフェは高すぎるので、地元民に人気な食堂でターリー(定食)を食う。定食っつってもカレーだけど・・・。

夜の空気が気持ちいいのでガンガーが見渡せるカフェでお茶をして、ホテルに帰って屋上に出て星を見て、寝る。リシュケシュいい!

食事:朝→トースト&オムレツ 昼→カレー 夜→カレー
(ここまでカレー8回目)
画像:スガワラ@HappyHoli 汚くてすまん

2009/03/10(火) 2009春 インド・韓国E
6:30起床。
お湯を出してご飯を温めつつ荷造りする。今日は温め時間不足で米がちょっと硬かった('・ω・`)それでも美味すぎる日本食。

無事にデポジットRs400を返してもらってチャイをもらい、空港に向かうためリキシャーと交渉する。みんなRs100とかふっかけてきて、ありえねえと思い、行きはタクシーでRs30だったぜと言い粘るがみんなあまりに下げないので、ホテルの人に相場を聞くと100前後だと言われる。歩き方にもそう書いてあるけど・・・ほんとかあ?結局ホテルのオッサンに交渉してもらってRs80で空港に向かう。しかしほんとにどこに行ってもリキシャーの相場はわからない・・・いや、相場なんてないのだろう。

空港の荷物検査でバックパックを開けさせられる、お前中見たいだけだろwwwと思った。
チャイを飲んで飛行機に乗る。超美人なスッチーのお姉さんの制服がエロすぎる。

2時間ほどでデリーに着く。荷物が意外にもちゃんと来たのですぐ動く。国際線に比べて国内線の到着ロビーの安全なことこの上ない。慣れただけだろうか?
プリペイドタクシーが高くて嫌なので外に出たが、多分空港内はプリペイドタクシーしか出入りを許されていないっぽくてポリかなんかがリキシャーや一般タクシーを激しく規制している。
そんな中あたふたして適当なタクシーにうやむやな交渉で乗ったところ怪しいメーターが回りだしたので慌てて飛び降り、ポリが寄ってくる中急いでその辺のリキシャーと交渉しRs80でISBT(長距離バスターミナル)まで行ってもらうことに。

ISBTは汚くてものすごいカオス。もちろんヒンディー語しか書いてなくてバスがどれか全然わからないわけだがなんとなくわちゃわちゃやってるうちに31番なことがわかる。

昼飯を食わなければ。ISBT内に食堂がいくつかあるのだが、恐ろしく不衛生でとっても不安☆でもここで食べておかなければ次いつ食べれるかわかんないので、ハエのたかる大衆食堂でカレーとチャパティをなんとか流し込む。
リシュケシュ行きのローカルバスはRs136。よし乗ろうと思ってたらツアーバスの連中が絡んできて、ローカルバスは停留所で何度も停まるし7時間かかる、こっちはリラックスバスで1回しか停まらないので5時間で着く、と言われ、揺れる。値切ってRs230。別に高いとは思わんよ。2時間も早く着くならそっちにしようぜ、と言われオフィスまで来た。でもなんか騙されてるんじゃないかとか考えて疑心暗鬼になっちゃって、回りのインド人がクスクス笑ってるのが自分が騙されてるからじゃないかとか思って、もうなんか悔しくて、飛び出してしまった。はあ、ごめんなさい。
この一件における私のはっきりしない態度のせいで超険悪な雰囲気が続く。結局Rs136でローカルバスに乗ったんだけどね。こっちは多分底値だと思う。

できるだけ現地人に近い感覚で旅をしたいと思うのがパッカーだと思う。騙されるもんかと常に気を張ってさ。でもさー、いくらそんなことしたって所詮日本人なんだよ。やった、こんなに値切ったぞと思ってもきっと現地人の何倍も払ってんだよ。結局自己満足にしか過ぎない。だったらいっそ、騙されてやる方がお互いにとっていいのかもしれない。今日は交渉を頑張る日、今日は騙される日、って決めるくらいの方が旅を楽しめるのだろう。来る前からそんなことわかってたんだけどね。性格だろうなあ。

何が正しいのかわからなくなりながら、狭いボロバスに揺られる。
途中の街で窓の外から何者かに水をぶっかけられる。もう慣れた。

バスは6時間半くらいでリシュケシュに着いた。辺りはすでに真っ暗で、変な人が沢山寄ってきたので、バス停目の前にあって歩き方にも載ってたホテルに逃げ込む。私は夜遅くの移動は危険なので今日は寝られればいいと思っていた。トイレが恐ろしく汚く、ヤモリが出た。ホテルを変える、変えないで一悶着。

ホテルの近くの食堂でカレーを食ってイライラしながら寝る。
ホテルのじいちゃんが見てるテレビがうるさくて寝れない。文句を言いに言ったら伝わらずなぜかチャパティをくれる。
今日は色々と最悪な一日でした。


食事:朝→日本食 昼→カレー 夜→カレー
画像:ISBT内の食堂

2009/03/09(月) 2009春 インド・韓国D
8時起床。
お湯を出して、日本から持ってきたレトルト白飯を温める。
ミネラルウォーターをアルミカップに入れて温め、味噌汁を作る。
30分後ごはんができる。のりたまとなめ茸と塩こんぶで飯を食う。美味すぎて涙が出る。
我ながら今回持ってきた日本食のラインナップは天才だと思った。

準備して9時頃出発する。セントラルバススタンドへ。普通の路線バスでいきます。路線表とか時刻表とか全部ヒンディー語でさっぱりわからん・・・。チケット売り場でどのバスがエローラに行くのか聞く。No.8と言われる。どのバスだ!!またしても慎重に数人に確認してバスに乗り込む。不安すぎるwww
着く事を祈りつつ、バスは出発する。方向的に逆ではないので合ってるだろうと思い込み景色を楽しむことにする。デカン高原の荒涼としたサバンナの景色が広がっている。なんつーか、こういう風景初めて見た。日本にはないよね。

バスは高原を登りおよそ定刻通りにエローラに着く。あ、ちなみにバス停の名前なんて言わないし表示もないのでガイドブックに載ってる所要時間の目安と回りの人の話を頼りに降ります。入口で真面目に入場料Rs250も払ったが正直払わなくてもいけたとおもう・・・別にチェックされたりしなかった・・・。

ということで、はい、来ましたエローラ石窟寺院。皆さん知ってますよね?世界史に出てきましたよね。

石窟は1から34まであって1〜12が仏教、13〜29がヒンドゥー教、30〜34がジャイナ教の石窟です。離れてはいますが3つの宗教の石窟寺院が同じ場所にあるという適当さ。
岩壁に掘られていて中は奥行きが相当あって普通の部屋みたいになってます、広くて涼しいです。あんまり奥までいくとこうもりだらけです。ていうかすごいこうもり臭い。
で中に石で彫った像がいっぱいあるわけですね。1から順番に見ていきます。が、途中で飽きます。なのでガイドブックに載ってるオススメポイントだけ見ていきます。
石窟の中は涼しいんだけど、石窟と石窟の移動で汗かきまくってすでに7UP2L消費した。
仏教にくらべたらヒンドゥーのがちょっと派手かな?16がエローラ一番の見所らしく、うん、なんかすごかった。
ヒンドゥーの石像はたまに変なのあって、オッサンが女の子のおっぱい揉んでるやつとか、まぁとりあえず女の子がみんな美巨乳なんだよね!びっくりです。それでもって暗いところにはとりあえずこうもり臭が充満しててバサバサ飛んでくるから怖すぎる。
1kmほど離れたとこにジャイナ教の石窟あるからそっちも行く。特に変わり映えしない。よく歩くので喉が渇き、飲料の消費が半端ない。

トイレ行くとき外に突っ立ってたおばちゃんに5ルピー要求されたので、素通りしようとすると、後ろから来たインド人が普通に払ってた。え、そうなん!?トイレチップって普通に払うもんなん!?まじかー。ごめん、でも私かばん預けてきたから今ほんとに財布ない\(^0^)/・・・と言ったらそのインド人が私の分のトイレチップを払ってくれたwwww「I give you.」まじでwごめんwwありがとww5ルピーすら払えない残念な日本人でした。

すべて見終わって帰りバスで帰ろうと思ったが、リキシャーで帰りたいという意見が出たので、まあバスがRs40だったからRs50までならということで交渉開始。Rs50まで下げる。が、バスで40分の距離をリキシャーでこんなに安く行けるか?と思ったら案の定運転手は5分待てといい相乗り客を探す。リキシャーに6人乗るという有り得ない状況に。奴らは途中で降り、運転手は代わりに乗る客を探す。この繰り返しでオウランガーバードまで30km。まあこんなことだろうとは思ってたよ。

ホテルに戻り、まだ日が出てたので歩いて行ける見所、パーンチャッキーに行くことに。絡まれないし地図見て歩けるし野犬いないしほんと最高だよこの街。パーンチャッキーは誰かの墓らしいがよくわからん。しかも女は墓のある建物の中に入れないらしい。中では係のオッサンがこの墓についてやたら丁寧に説明してくれるらしい。でも最後まで誰の墓かよくわからんかったwww

この街に売ってるカラフルなコーンのアイスが食べたかった。でもアイス・果物はちょっと冒険なんだよねwお腹壊されるとたまらんから。

その後また2.5kmくらい歩いて昨日のネカフェへ。Japaneseが打てるPCがうまってる。お、こんな所に日本人?東京在住初インドの男の子だった。この子とはまたその後にある場所で出会います。

晩飯誘おうかと思ったがホテルのレストランで食ってるらしいので誘いづらくてやめた。1時間ネットをやって昨日の青空レストランでグリーンピースのカレー食う。カレー以外にも挑戦する気はあるよ?でもメニュー読めなくてね\(^0^)/

洗濯してシャワーを浴び、ダラダラして22時には寝る。ベッドにちょっと南京虫発見したから完全防備で。

ああ健康的だなあ、ただちょっと栄養不足かしら、昼飯日本から持ってきたお菓子だけとかwwwでも暑くて食欲ないっていうか飲み物さえあれば満足なんだよね。


食事:朝→日本食 昼→塩こんぶ、ラムネ 夜→カレー

画像:第16窟

3月絵日記の続き


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