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2009/09/26(土)
During the past week,@
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シンガポールあたりからしんどいなとは思っていたが、マラッカで咳が出始め、クアラルンプールでは時折起こる発作で眠れないほどになり、ドミトリーの人には迷惑をかけまくっていた。
税関ではサーモグラフィーで体温チェックをしていたが、例によって私は熱が出ない体質なので特に追及されず帰国。
以降、かれこれ一週間以上咳がとまらず。
髪を黒くしたので長い髪がうっとうしく、半年は行ってないだろう美容室に行き、10cm切った。 咳をする度に頭が振動し、美容師さんはさぞ切りづらかったことだろう。 男性の方は10cmも髪を切ったらなくなると思うが、私は10cm切っても誰にも気付かれない。地味に2年半ぶりの胸上なのに、自己申告しても微妙な反応しか返ってこない。
さて、咳くらいで病院行くかよwwwと思ってたんだが、24日に遊びにきた友人二人があまりの騒音にしびれをきらし、とうとう私を病院に連行する。
1年半ぶりのおざわクリニックである。 カルテ残ってるんだろうか。 保険証はあるものの一度も保険料を納めていない。 果たして3割負担で済むのか。
相変わらず老人で大混雑である。 受付のお姉さんは空気を読まない大勢の老人に同時に話しかけられ大パニック。気の毒だ。 おじいちゃん先生一人でこの量さばくのか…なんという老老介護…こりゃ3分診療でもしょうがないな…と思ってたが、おざわ先生は真摯であった。
先生「熱は?」 真央「ないでゲフォッゲフッす。」 先生「また中国でなんか変なんもらってきたんとちゃう」 真央「なぜそれを…ゴホッゲフッあっ…(前回のカルテに「中国帰り」の文字)。否定できない…」 先生「辛そうやな。抗生物質出しとくわ」 真央「あっ、あれ欲しいです。気管支拡張剤テオスロー!(2007年1月16日参照)」 先生「それは喘息の薬やで。まあええけど。じゃあ出しとくわ。どれか効くやろ」
会計にはきちんと国保が適用されていた。申し訳なくなった。 薬の量が半端ない。確かにこれだけ飲めばどれか効きそうである。
しかし、菅原はバカだった。
その夜、台所まで数m歩くのがめんどくさいという理由で手元に残っていたビールで薬を飲んだのである。もう22歳のいい大人がである。救いようがない。
2人を送ったあと、ゆかちゃんちに晩飯をいただきに行った。 手作りのシチューに舌鼓を打ち、女4人のガールズトークに花が咲き始めた頃…突如、激しい動悸と吐気が菅原をおそう。
せっかくなのでゆかちゃんの携帯で脈を測ってみた。すごいなあ最近の携帯は…と感心している場合ではない。 座ってるのに106。安静時に100を越えるのは明らかに異常である。 「アルコールと風邪薬を一緒に飲むと効きすぎて危ない」という知識を私以外全員がもっていたことに驚き、同時に自分の無知と浅はかな行動を反省する。
そうこうしているうちに脂汗が噴き出し、呼吸が荒くなってくる。布団を敷いてもらうが、吐気のために横になれない。 みんなが各々の携帯で対処法を調べてくれるが、危険性を強調する記述ばかりで対処法は見つからず、「救急車」の3文字が頭をよぎる。 しかし、こんなバカを搬送するために尊い税金が使われるくらいなら、官僚の皆様でお食事にでも行ってもらった方が幾分有意義である。 安静にし、水を飲んでアルコール分の排出に努めることにする。
3時間後、ようやく落ち着く。
とりあえず、関係者各位に心からお詫び申し上げたい。 本当に申し訳ありませんでした。 いい加減大人にならなくては…色んな意味で。
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