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2004/11/19(金)
観劇週間…の巻
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今日はウズメの代表兼演出家と友人加藤啓くんが所属する 「拙者ムニエル」を見に下北・本多劇場に行って来た。
彼らを見るのは7月以来になる。 今回は今までと違った感じになるというのを前出の彼から聞いていた。
結論からいうと… 自分は好きな作品だった。
ワンシチュエーションで行われる芝居で明らかに今まで小道具、飛び道具等々で落ちを取ってきた彼らの作品とは一線を画する作品となった。
しかし…いろいろな意味で行き詰まっているのかなぁと感じた。 彼らはマジメな芝居をやる集団ではなかったから他と一線を画していたのにこれでは劇団の差別化を図るのは難しくなってしまう。
彼らの行き詰まりは今に始まったことではない。一年半ほど前からその兆候は見えていた…と個人的には思っている。
やり始めた頃は楽しかったのにそれをずっとやっているとやってる本人が楽しくなくなる。それは私生活でも良くあること。 その中で
「周りが求めてくるもの」「自分が本当にやりたいもの」
この両者の中でせめぎあっている集団、表現者の人の話を よく耳にするがそれはこういうことをやっているからには 一生付き合わなくてはならない問題なんだろう… と思ってた。
主宰・佐藤 秀樹R
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