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2005/12/03(土)
連日観劇…の巻
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今日は9月にオーディションでオッこった 「東京タンバリン」という 劇団の芝居を観てきた。
昨日は5、9月と演出助手をやった ブルドッキングヘッドロックの女優が立ち上げた コント集団「おつまみ」のコントライブへ行った。
今週、本番が終わったというのにすでに3本も観劇している。
それを観ながらまたさまざまなことを考える。
そして同時進行で1月9日のリハ、企画、打ち合わせ それとあわせて3月に引き受けた演出の仕事の打ち合わせと 本番終了しても何も変わらない慌しさなのである。
昔は意図的に忙しくしている面もあったが 近頃は意図しないところで慌しくなってきているのが 現状。
うれしいのか…そうでないのか・・・・。
まぁそんなこんなで今年もあとひと月。
このまま06年に突入するのでしょう。
あ、昨日と今日の感想。
まず昨日はコントライブということで かなり笑いが強いものかと思ったがそうではなく ちょっと女子高の悪ふざけ感のあるコントであった。 (それをコントと呼ぶのか…はたまたそれがコントなのかはよくわからないが・・・)
コントというのは目的が「笑い」とハッキリしている。 故にそれが成立しないものはコントではないのではないかと思う私である。 しかもTVで見かける近頃のコントは本当にみんな芝居が上手なのである。だからコントと銘打たなくてもいいのにとか思ったが…。「夜にも奇妙な物語」のようなオムニバスな芝居の括りでも成立したようなしないような…。
まぁようは笑えなかったのです。
思ったことはテンションだけでなく芝居で笑いをとりたいのであればやはり「巧く」なくてはならないということだ。
それを痛感したコントライブであった。
そして今日。
今日は90分の非常にコンパクトな芝居であった。 内容はドキュメンタリータッチの手法でなおかつ映像っぽい感じで今このようなのがひとつの手法としてトレンドなのはわかっているのだが内容云々よりその演出的手法のほうに興味をもった。
というのも円形劇場のような観客席をはさんで真ん中に舞台があり、そこでは90分間暗転なく誰一人としてハケることなく同時進行で物語が進んでいく…人物の移動、転換のような移動は音楽が入り、スローモーションであったり、ダンスのようなものでつないでいく。無駄なく90分間舞台を使っているのは03年にパブリックシアターで見たサイモン・マクバーニーの演出に近いものがあると感じた。かなり興味深いものであった。
っといった感じで今日のは脚本は及第点といった感じであったが演出的には実りのある公演であった。
といった感じで明日の夜はレコーディングスタジオでのバンドのリハである。
主宰 佐とう ひでき
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