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2004/10/10(日)
悪名高いイギリスの「食」
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ご存知のとおり、イギリスの食事はまずいことで悪名高い。そして、それは一概に「そうだっ!」ともましてや「ちがうっ!」ともいえない。というのはやはり味覚は人によって違うからというまっとうな理由。 でもいうなればイギリスの食事は簡素な味が多い。素材の味そのままの、いうなれば「ゆでる」「焼く」「揚げる」くらいが基本であり、別にそれに特に味を加えようというわけではないことが多い。だから、マッシュポテトやチップス(フライドポテト)はポテトをそのままゆでてつぶすか揚げるかの選択肢だし、他にもローストビーフとかの「グリルで焼く」みたいなものでもあまり味をつけることはない。だから、野菜、特にじゃがいもの好きな人にはもってこいの「自然の味」なのかもしれないが、日本のような「煮て」時間をかけて染み込んだ味がいい、と言う人にはやはりちょっと厳しい。味をつけてないから、食べなれるとけっこう淡白だとも言えて、飽きてくることもある。 じゃあ全てそうなのかというとそうでもない。中には日本人が気に入る料理もある(はず、だ)し、外食はけっこうおしゃれだったりいける。お金を出せば・・・、であるが。やはりおいしいお店はちょっと高い。そしてイギリスは物価が高い。 聞いてはいたけど、本当に高い。特に外食は高い。「おおー、デザート350円からなら普通かな〜」と思い、よく見ると3.50£だった。ということは約2倍の700円であんまりおいしくない甘くてでかいケーキが出てくる。他の食事もきっとそのまま円だと思ってみると普通の値段のものが、£だ。ううーん。いい店探さなきゃ。
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