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2004/10/06(水)
人生は1冊?
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イギリス人はほとんどの人が、「人生で1度は本を出したい」と思っているという。
別にそんな統計があるわけじゃないが、自分の取ってるクラスでいやにみんなが普通に「今度ヒマラヤに登るから、そのことを本に書いて出版するつもりなの。」というようなことを口にしているので、いくらTravel Writingのクラスでもあまりに普通に口に出版するというので、ちょっとびっくりした。 だって、最初の日に「このクラスは、プロとして自立することよりも、もっと日常に書くことを楽しんでもらうことを主としています。」って言われたばかりなのに。 だって、「本当にTravel Writingで書いていくのは、きつい世界だから、あまりそのことを考えてほしくない。」という先生の意向。もちろんそのためのクラスもある。どうやって出版社に売り込んで、どうやってお金を稼ぐのか、みたいな。 でも、このクラスは違うのである。
しかしながら、みんなが「今度○○に行くけど、それを帰ったら本に書いて出版するの。」というのである。おい、おい、気持ちはわかるがちょっと待て。 と、思って友達に聞いたら、「いや、イギリス人は大半の人が人生のどこかで何かの本を出版したいと思ってるよ。良くあることだ。」と。ほかの人に聞いても、どうやらそういうことらしいことがわかったのである。(ちなみにこの人たちはもともとクラスとは全く関係ない人)
日本でも自費出版ブームであったけど、ここまで隣近所で聞くのもなかなかないよな〜。
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