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2004/10/09(土)
なつかしの城
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なぜかこちらに来て、たまに夢に見るのは1人暮らしをしていた頃のあのアパートの1室である。 大学のうちの2年間1人暮らしの私のお城だった部屋は、そのなもいまどき「コーポ」で、ユニットバスと6畳の和室、広めの4畳のキッチンの1DKだった。1人暮らしにしては広い方だったためか、友達が集まってお好み焼き&もんじゃパーティーなんかやって、1晩に何度もヒューズをとばしたりしてみた(笑)。 1階だったため、1畳ほどの庭みたいなのがあって、ホノルルマラソンを完走したお祝いに友達のおじいちゃんの大工さんに、縁側をプレゼントしてもらったりして、その縁側が来てからというもの庭に洗濯は干せるし、花火するやつはいるしで、今でもかなり気に入ってる。(今は、実家のベランダでベンチになっている。) 1DKとはいえ、やはりコーポなので、つくりは古くて天袋とかもあったし、壁は土壁だった。キッチンの床は不思議なふわふわしたエセタイルだったし、ドアには覗き穴もなく、引っ越してすぐにトイレの扉が取れたこともあった。 そんな部屋だったが、1人暮らしを初めて以来「さみしい」とか思ったこともなく、満喫し、本当にお城だったので、今でもたまにあのアパートの1室が恋しくなる。もしかしたらそれ以来「1人暮らし」をすることがないからかもしれない(寮とかアパートシェアとかはあった)けど、これからもっといい部屋に住むことはあったとしてもあの「お城」はやっぱりずっと「お城」なんだな、と思う今日この頃でした。
ちなみに写真は昨日のテムズ川で、牛の上にあった橋なり。
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