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2004/11/30(火) じさぼけ1時間?
3泊4日のマドリード旅行から昨夜帰国。
ロンドンーマドリード間は、飛行機でたったの2時間。
時差は1時間。ヨーロッパにいる利点を実感する。

マドリードの旅行については、また後日アップするので
ぜひ楽しみにしててね☆
なんていったって、ハード・コア日本人旅行の中の王道とも
いえるんじゃないかって言うほど、4日間ですっごい動いて、
駅でも走って、街でも走って、静かな古街トレドの坂でも走って、
いや〜、走って、写真とって、食べて、飲んで、
とにかくもう凝縮!

そしてそしてベッカム様も見てきました(*^_^*)
レアル・マドリッド戦!
アップするのでぜひ楽しみにしててね。

それまでは・・・とりあえず、ゆっくり寝ようかな・・・。

2004/11/25(木) 最後のクラス
 カレッジ最後のクラスの日。
クリスマス・ムードでショッピング街のコベント・ガーデンは、今日も大賑わい。
週末も平日も関係ない、この街。
東京で言うと新宿というよりは、下北沢かな。でも青山かな。
雑多な感じとおしゃれなお店と両方あるのがとても好き。
高級ショッピングで有名なオックスフォード・ストリートに比べれば、
もっと楽しんで落ち着いて歩き回れるのが、ここコベント・ガーデン。
ミュージカルの劇場もこの辺に集まってるし、おしゃれなロンドンっ子もこの辺けっこう多いし。

 さて、最後の授業ということで、ここ数週間授業はたった6〜7人。
メンバーもだいたい固定されて、今日も7人。
そして、私は今日、悩み悩んだ末にプロジェクト用の文章が書けずにクラスに行ったら、
「はい、じゃあ、そこの机で300Wordsぐらい書いてみたら?」
と、先生に座らせられ宿題をやるはめに・・・。(笑)
「逃げられないわよ〜。」
ともう1人の先生も微笑む。お、オウオウ・・・・。
 ということで、宿題忘れた小学生のように、部屋の片隅に座って、
ひたすら撮ってきた写真に合うように文章を書く私。

 私の今回のテーマは、前にも書いた小学校の話。
でも、クラスがTravel Photo& Writingなので、どこかを『旅』しないといけない。
ということで、苦し紛れに『私の小学生時代を旅する』と題して、
イギリスでの小学校訪問と自分の小学生の時を比べたり、タイム・トラベルしたり。
四苦八苦してノート2ページ書いて、先生に提出した。

 授業後半は、写真と文章を合わせてのそれぞれの生徒の発表というか、作品堪能。
成人教育なので、宿題や評価を押し付けることはできません。
その人が持っているものを大事にした上での教育、それが成人教育なので、
みんなでその人その人の作品を楽しむと共に、いい意味での批評をしあう。
他にも仕事があったりする中で、楽しみのためだけに取ってる人も居れば、
本を出版したいと考えている人もいるけど、この授業が生活のメインではなく、
四苦八苦して紡ぎだした時間の中でのそれぞれの課題。それをお互いに評価しあうのが、醍醐味。
 あわてて書いたにも関わらず、それが功を奏したか、私の文章は何とか好評をいただき、
みんなの作品からもいろんな影響を受けてクラスは終わった。

 その後には、カレッジの小さなカフェでみんなで集まって、これからも連絡取ろう、と連絡先を交換した☆
 この最後に残ったクラスメイトの仲間も、上は退職した60代のおじさん、
IT会社で働く40代女性、オーストラリアからワーホリで来ている20代、
大学で写真を終えて卒業したばかりの人まで、文字通り年齢を越えて、
こうしてお互いの作品を素直に楽しめて評価しあえたことが、この授業で得た大事な時間だった。

 明日から3日ほど、マドリッドへ来ている父に会いにスペインへ行く。授業が終わって、気分転換☆

2004/11/22(月) 冬休みはパーティーの時☆
この週末シトシト雨がずっと続いてたけど、今日はちょこっと晴れ間も見えた日。
今日はなんだか、ネコがとっても愛情たっぷりについてまわるので、一緒に読書してみた。
というか、本を読んでる私の横で、「なでろ!」といわんばかりに前足で私のジーンズを引っ張るネコ。
しかたないので、片手でページをめくりつつ、片手でごろごろ言うネコをなで続ける私。
あまりにずっとなでてたら、手がつっちゃったよ・・・、ネコ君。

 11月もついに最終週(来週は半分が12月だから)ということで、学校も冬休みシーズンに近づいてる。
街はすでにクリスマスカードをあちこちで売ってるし、クリスマス前には友達や親戚など、あちらこちらでパーティーが開かれるので、お店はみんなドレスを並べる時。
 毎週末のようにパーティーへあちらこちらへ行く人も多いみたい。
 私は、友達の誕生日も入れて2つくらいなので、たいしてドレスを買う、という理由がなくてちょっと残念だけど、一応ドレッシーなトップだけ手に入れた☆
 私の取ってる授業も今週が最終週ということで、木曜日には最終プレゼンをして終了の予定。
訳あって、来年度は授業を取らずに、日本に早めに帰国することにした為、これが今回イギリスで取る最後の授業かな。
いろんな人と一緒に学べて、本当にいい時間だった。
(詳しくは『子どものしあわせ』(草土文化社)に連載してるので読んでね。)
その次の日から3日ほど、研修旅行に来ている父に会いにマドリッドへ行く予定で、楽しみ。

イギリス生活、ひと区切りなり。

2004/11/19(金) チャリティーの日
久々の快晴です。霜柱たつほど寒くなってきたけれど、やっぱり太陽はいい!

 本日、イギリスはChildren In Needsの日。
日本で言うと24時間チャリティー番組がTVで流れてる日。
ということで、こちらではBBCがそれをやっているのだけど、
最初に比べてインパクトの弱くなっていく日本の24時間番組と逆に、
こちらでは小さくはじまったものが大きく育ってるらしく、
特に夜は有名芸能人やら歌手がわんさか出て、
にぎやかな番組がはじまる。
エルトン・ジョン(いまや彼はSirなのである!)や、
ケイリー・ミノーグも出るし、
12月に劇場で始まるメリー・ポピンズのミュージカルの
キャストも全員で参加して有名なナンバーを歌って踊るし、
エンターテイメントとしても、かなりレアな番組になっている!

子どもへのチャリティー番組だから、間々で子どもが抱える問題や、
「これだけの金額集めました!」というグループの紹介やらが
ちょくちょく入るけど、それでも本物のメリー・ポピンズ、
ジュディー・アンドリュースが「募金して」と呼びかけるCMなどは
ファンにとっては、もう感動モノ!
いやー、エンターテイメント的にもかなり幅広い年齢をカバーして
楽しめる番組になっていた。

もともとイギリスはチャリティー団体が多いことでも有名で、
街中でたいてい私が行く古着屋やアンティーク屋は、
実はチャリティーショップといって、様々な団体がやっている店で、
人々が要らなくなった物や服を持っていって、
それを売って、チャリティーを運営しているお店。
高齢者支援、孤児支援、乳がん支援など団体の目的はそれぞれで、
お店の看板から1目でわかるけど、商品はきちんと洗濯や修理がされていて、
使えるものが売られているし、服もぬいぐるみもきれいになっている。
チャリティーも、こうしたお互いに楽しみながらできるものが
一番受け入れられるんじゃないかと思う。

☆写真は、このまえの小学校の中休み。
結婚式の練習なんだって(^_-)-☆

2004/11/17(水) Go Girls!
今日も木枯らし吹く中、子ども達はものともせず走る走る!

今日は、私立の女子小学校にお邪魔して、見学と撮影☆
もともと、クリスマス前の発表会に「The Mikado」をミュージカルでやる
ということで、私は舞台の背景になる幕を日本語で書いてほしいと頼まれたんだけど、
日本に送る学校についての記事の締め切り近いし、
写真の学校用の宿題もまだ撮ってなかったし、
あわよくば・・・と思って頼んでみたら校長先生がOK!を出してくれたので
撮影が許可されて、1日中学校で過ごしたの(^^)
細かな様子は、まだ記事などになって読んでもらえるかと思うので、
大雑把に説明すると、今日行ったのは私立の学校で、比較的小さい小学校。
小学校は、JuniorとSeniorに別れていて(低学年と高学年ね)、
クラスも1学年1クラスのみ。
制服から運動着、マフラー、コートまで、
ハリー・ポッターの映画並を思い浮かべてもらうといいと思うんだけど、みんなおそろいでとってもかわいい☆
1年生の子達を見てると、「あれ、こんなちいさかったの〜!」
って思うくらい小さいし、あどけなく、走ってるとなんだかいつ転ぶかはらはら。
休み時間に外で遊ぶ時には家から持ってきてある長靴にはきかえるんだけど、
それもまたバービーやら水玉やらお花模様やら、カラフルで
それを履いてカポカポ良く走れるわ〜、と感心しちゃう。
でもそれがまたかわいい(^^)

ひさびさに丸々一日お出かけで子供と一緒に過ごしたのは
とてもいいリフレッシュになったし、
写真も撮れて、
空は相変わらず曇ってても、ちょっとした一日になった。

☆写真は、ランチ・タイム!

2004/11/15(月) 七五三なりね☆
イギリスもついに冬がとっても近くなってきた。
日本でも木枯らし1号が吹いたみたいだし、
秋に入るのはイギリスのが早かったけど、
どうやら冬は一緒になった感じかな。
冬時間が始まった日から、本当に見事に冬がぐっと近づいて
風はすごく冷たくなったし、
太陽も4時過ぎには暗くなるようになっちゃって、
見事なまでの変化。

でも、逆に私は慣れてきたみたいで、家の中では
けっこう薄着でも平気。長袖Tシャツ1枚来てればなんとかなる。
外ではそうも行かなくて、
夜5度以下になっても、タンクトップとかすんごい薄いおなかの出てるトップ来て、
パブやクラブにでかけるこっちの女の子見てると
本当にびっくりしちゃう。
っていうか、感心する。
「どうして我慢できる範囲なんだろう?」って。

先日のやけどは小さいけど、思ったよりひりひり痛みが続いてる。
肌がちょっとケロイドちっくに汚くなってて、
治る方向に向かってるんだけど、見るも無残(>_<)
寒さに関わらず、私は当分Tシャツは着れないわ。(笑)

相変わらずいろいろと悩むこともある日々だけど、
今はそんな時期なのかもしれない。
それでも小さな好きなことを楽しみながら、
クリスマスムードのイギリスを楽しんでます。
あまりにツリーの飾りがいろんな種類あるし、安いので、
ツリーもないくせに、ほしくなる毎日☆
特に、あのてっぺんの星は、つけると幸せが訪れるというから
あのてっぺんの星だけ買おうかな〜。

2004/11/13(土) "It's not my month."
"It's not your day,is it?"
とは「今日はあんまり(あなたにとって)ついてる日じゃないわね。」ということ。
ここのところ、そんな言葉ばかり言われるような日々なので、
「今月が私のついてる月じゃないのよ。」と返すようになってきた私。
なんだかあまりに続いて、だんだん笑えてきた。

 今日は、朝からやけどしてみた。(笑)
いや、わざとやったわけでは決してなく、そんな趣味もなく。
タオルハンガーでやけどした、というと「へ?」という感じかもしれないけど、
欧米の家ではよくある電気温暖タオルハンガーとでもいうのか、
1日中、壁に備え付けてあるタオル用の金属棒が電気で暖められているのである。
だから、タオルは家族中で使いまわそうが常に乾いていて、
しかもぬくい状態で使えるわけである。

しかしこれがなかなか問題で、シャワーを出たところの壁にくっついているので、
タオルをひょいととって髪でもばさばさ拭こうものなら
「あちちっ!」
と、触れてしまう。
慣れて来て、なるべく近寄らないようにしていたものの、
今朝は久々にやってしまった上に、思い切り「じゅうっ。」とひじをつけてしまった(>_<)
しかも、先々週大会で傷だらけになり、かさぶたがとれたばかりの初々しい(?)ひじだったので、
肌もまだ新しく(?)弱弱しかったので、いっきにぺろんと・・・。いたた。

まあ、そんなこんなで今日もやってしまったわけですが、
それでもめげずに£1(=¥190くらい)でかわいい財布をゲットし、
なくした手袋の変わりを買い(それは£1とはいかなかったけど)、
久々の太陽の日を楽しみましたとさ。

2004/11/11(木) 時が満ちるまで
物事には流れがある。
「人生楽ありゃ苦もあるさ」なのかもしれない。
私のおばさんにいわせれば「物事には流れがあって、
抗ってはいけない。必ず時が来る。」ということ。

ここ2週間、盗難にあい大事なものを失くし、
アルティメットのチームワークはうまくいかず、
風邪をひいた上に待ち合わせで40分以上寒い夜空に立ち、
親友の1人がロンドンに来る予定が仕事が入ってしまってこれなくなり、
授業に行けばクラスの半分以上が欠席のたった6人。

携帯電話もクレジットカードも手帳もなくした今、
人とのコネクションもうまくいかないとなると、
にっちもさっちもいかなくなる。

抗うことはせずに、起こるがままに問題を受け入れて、
できる限り前を向いていたいと思うし、
それが見知らぬ土地で生活し続ける自分流のサバイバル術だと思う。
サバイバルというほど激しいものじゃないし、
無理に明るくし続ける必要もないと思う。
でも、周りの人を巻き込むほど、引きずってもいけないと思う。
自分も引きづられてしまうし、
それを解消できるような自分が一番快適な環境や人間関係が
周りにすぐ手の届くところにあるわけではない環境で、
一番怖いのは、自分が落ち込みすぎることだと思うから。
底に沈んでしまった時に、引き上げてくれる要因が少ないときは、
小さくても引き上げてくれるかもしれないモノを少しずつ試していくしかない。

安くても新しいアクセサリー。
小さいアロマキャンドルをつけてお風呂に入ってみたり。
いつもよりちょっと多めのワイン。
(これが最近確かに量が増えてるんだけどね☆)
チャリティーショップのテディーベア。
日本の友達からのエアメールを読み返す。
普段はインスタントコーヒーでも、たまにはカフェで飲むコーヒー。

こうして海外に1人で住むことが多くなると、
目新しいハイな時期も最初からほとんどないし、
嫌な部分や受け入れがたい習慣や忘れたい体験も増える。
でも、それに飲み込まれない自分自身の過ごし方も見えてくる。
まだまだ半人前だけど、「いい時が来る」のを自然に待とうと思う。

2004/11/08(月) いろいろ手続き
盗難にあったのがこちらの6日、土曜日だったのでそれから2日。
ひたすらいろいろなカードの再発行やらの手続きに追われています。A4サイズのカバンごと盗られたので、再発行するためのID写真やら証明できるIDもみんなないし、デジカメもない。
そして、日本に私が居ないので、運転免許証や学生証、1枚ずつ手続きがややこしい。
本人が居れば、すぐ済むものも、そうはいかない。
かといって、手続きに帰るわけにも行かない。
ということで、実家の家族と連絡取りつつ、こっちとあっちで走り回りつつ、1つ1つ作業している昨日、今日。
クレジットカードや携帯電話は、もちろんすぐ止めたけど、
なくなって一番落ち込んでるのは、手帳。
私はスケジュール帳にいろいろいつも書き込んでたし、
「これ1冊あれば」という感じの、たくさんの書き込みのある手帳だったので、
これがないのが一番つらい。
手帳自体も、けっこう探して気に入って手に入れたものだったし、
中にも大事な友達や家族の写真、
たくさんのかわいいシール、
ID写真や時刻表、
などなど、毎日使ったり見たりしていた大事なものが一度になくなってしまった。
他人には価値はなくても、私には大事なもの、それが手帳だった。
シールなんて、どうでも〜って思われるかもしれないが、
私はいろんなカードやものによく使って気分転換したり、
うちの姪っ子たちとよくシール交換会をした。
中には、アメリカでドキュメンタリー写真を3ヶ月かけて撮った時に、
その小学校の子ども達から、写真のお礼にともらって、
もったいなくて使えなくて持ち歩いていたシールもあった。
手帳には、友達の誕生日も書いてあって、
本人の忘れた頃にバースデーカードを突然送るのも楽しみだったし、
それこそ1年間分の私の時間が詰まっていた。
だから、すべてが一瞬で消えてしまったことがあまりに信じられなくて、
盗られて悲しい、というよりは、これからどうしよう、と思って途方にくれてしまう感じである。
カードや証明書は再発行できても、手帳は返ってこない。
手袋、マフラー、傘、小説、いろいろ入っていたけど、どれもどこでどういう理由で買って、持ち歩いていたか思い出せるものばかり。
幸運にも、お金もあまり持ってなかったし、
怪我もなかったけど、自分の愛着のあるものを突然奪われたのは、けっこう落ち込む。

かわいいシールを街で見かけたら、送ってください(^^)

2004/11/07(日) 盗難
今日、といってもこっちは6日の土曜日だけど、Londonで盗難にあい、カバンごと財布もデジカメも大事な手帳もノートもマフラーも全部盗まれた。かなり常に用心してるので、盗まれたのは初めてで、かなりショック。
これからいろんな手続きが大変だ。

当分写真更新できなくて、ごめんね。

2004/11/06(土) ごんと手袋
時間があったので、地元に4件あるチャリティーショップ周りをしてみたら、ゴンに出会ってしまった。
たしか小学校の教科書に出ていた「てぶくろをかいに」のごんぎつねの話を覚えているだろうか?
ちいちゃいちいちゃいこぎつねのゴンが、手にしもやけができたから手袋を買いに街に夜に出かけていく話。
・・・だったと思うんだけど。

もう、このきつねのぬいぐるみを見た瞬間に、「ゴンだ!」と思ったんだけど、イギリス人に「ゴンだよ〜!」と言ってもわからないので、この場でちょっと言ってみたかったの。
「ゴンだよ〜ぅ!」
そして、誰かがきっと「そうだー!!」とかこれを見て言ってくれてることを願いつつ。

そしてこのテディベアは、あまりに男前なので買ってしまった。
お洋服はお洗濯中なのだ。
こっちでは、1人に1つは必ず大事なテディベアがある。
「おじいちゃんから誕生の時にもらったベア」
「40歳の誕生日に友達にもらったベア」
などなど、みんなぼろぼろくたくたになっても部屋に飾ってある大事なベアがある。
クマのプーさんも、もちろんそんな大事な1つだったからできたお話。
チャリティーショップのぬいぐるみは、誰かが一度使ったものだけど、それをきちんとまたきれいにしてお店に並んでる。
誰かの大切なベアだったこのクマさんも、今は私の部屋である。
きっと誰かが大事にしてたんだろうなーと思うと、
使い回しというよりは、私もまた誰かにあげたいなと思わせる。

ちなみにゴンは、小学校で絵本を読み聞かせてる父の元に里子に出す予定なり。父、いかが?ゴンでしょ?手袋はぜひ縫ってあげてください。

2004/11/05(金) ガイ・フォークスの日
今日は、ガイ・フォークス・デイ。
イギリスは花火とキャンプファイヤーの日。
ということで、地元のクリケット広場では、入場券を買って入ると、花火や大きなキャンプファイヤーが見れ、周りには出店も多少出てるちょっとしたお祭がやっている。
詳しいガイ・フォークス・デイについては、
コラムのイギリス{SIGHTSEEING}
に書いたので、そちらを読んでね。

伝統的なこととは別に、どうやらこのお祭、
10代の子達のデートの場らしい。
というか、グループデートといった方がいいのかなぁ。
普段は親の送り迎えがないとなかなか遊びにいけないこっちの子ども達が、
この日ばかりは友達同士で夜にどうどうと出かけられるし、
好きなあの子もくる☆みたいな調子で、14,15歳くらいの子を中心に
けっこうおしゃれしてメイクして3〜5人くらいのグループで集まってる。
で、お目当ての子が居る同じような男の子のグループを見つけて、さささって近寄ってみたり、こそこそ押し合ってみたり。
日本の地元の盆踊りの夜の中学生、みたいな感じなのかな〜。
それにしても、この寒い夜に、もうおしゃれで決めたいが為に、おなかばっちり出してる袖なしトップとか着て、軽いジャケットみたいなので歩いてて、さむそ〜ったらありゃしない。
私なんて、セーター、パーカー、コート、マフラー、帽子で、
もう誰だかわからないくらい暖かく着込んでいったのに。

でも、こっちのこのくらいの年代の子ってこういう機会にはメイクもばっちりするし、
動きもなんかくねくねしてて、歩く姿とか後ろから見てると
どこのホステスさんかモデルさんだろうみたいなかっこつけた歩き方をする。
もう、早く大人になりたくて仕方ないし、しかも普段見ている「大人の女」のイメージが、ブリトニーとかビヨンセとかビクトリア(ベッカムの奥さんね)だったりするから、もうほんとにチビブリトニーもどきがいっぱい。

そういえば先日ニュース番組で、6,7歳の子ども達がメイクをするようになったことについての討論やってたっけ。
日本でも最近子供向けのメイクグッズが出てるけど、こっちは本当にはやってるし、使ってるんだよねー、みんな。
6歳のちびちびブリトニーに、女をアピールされても・・・。

2004/11/04(木) 6人のクラス
 ひさびさの晴れ。
歩いたら汗ばむくらいに暖かかったけど、なぜかロンドンの方が肌寒かった。そんなに遠くないのに。
普段と逆だなー。

 今日は、久々のクラス。先週休んだので、久々に行ってみたらなんと6人しか居なかった!
20人近くでぎゅうぎゅうだったのに。
授業が終わって、クラスメイトとカレッジの中にあるカフェでお茶していくことにした。

 カフェといっても、小さなホールにテーブルといすがあって、ジュースとかセルフサービスで買う、簡易版。
しかも、なぜか高齢者ばかりの溜まり場になっていて、初めて行ったけど、びっくりした。
でも、みんなクラス後に集まって話してるみたいで楽しそう☆
 お茶に誘ってくれたのは、60代のおじさまで、他にも20代のオーストラリアからの女の子と、同じくハンガリーとアイルランドの血をひく女の子。
4人でお茶をしながら旅行の話やクラスの話をした。
 こんな不思議な顔ぶれで話ができる放課後もなかなか楽しいかも。

 そして帰りは、久々にショッピング♪冬物の準備もかねて、お店をうろうろして、古着屋でセーター3枚くらい買った。
それでも3枚で3000円くらい。お店のおじさんに
「冬の準備はばっちりだね。でも、私は肉で寒くないんだよー(^^ゞ」
と腕やおなかの肉をつまみながら笑顔で言われた。
たしかに見事に前にバスケットボール以上に突き出たおなか!
「特別のヒーターを隠してるのね(^_-)-☆」
と言ったら
「はっはっは。そうなんだよ〜!」
と楽しそうなおじさんだった。
週末が近いと、ショップの店員さんたちも機嫌が良くなってくる気がする。

2004/11/02(火) Sushi Night!
 いかにもイギリスの冬のお天気の日。
じめじめ、どんよりである。気温も上がらない。
一日低気圧。そして私は低血圧。
もともと上が100もないのに、こんな天気の日には一日体が重い。

 昨日今日と、やっぱり試合でできた擦り傷と打ち身があちこち痛くてひじやひざをあちこちに触るたびに「あう〜(>_<)」と言った状態。
チームメイトからも同じようなメールばかり。
「きっとひざの大きな青あざは、そのうち腐る証拠だよ。」とかジョークたっぷりで送ってくれる。
もちろん、ベストプレーヤー賞と共に、ベスト青あざ賞にも輝いた、と報告してくれた。
うれしくない・・・。

 実は、大会中はけっこうチームメイトとコミュニケーションがうまく取れなくて大変だった。
いろいろお互いに理解ができなかったり、すれ違って、けっこう落ち込んで帰ってきたりして、
「今後、こうして大会に出るのはどうしようかな〜」と悩んでいたんだけど、チームメイトも気にして昨日は次々とメールが届いた。
「外国で別の言葉で試合をしたり、コミュニケーションを取ることはどんなに大変なのか、
理解仕切れないかもしれないけど、誰かがあなたのその努力を忘れてしまった時があったら、ごめんね。」
と。
 
 英語を中学校で初めて教わってからもう10年。
初めてオーストラリアに留学してからも7,8年。
現地の人にとって見れば、私が英語を話すことは「当たり前」のことだから、逆に日本語を話すことを驚かれたりした。
だから、こうしてそれを言わずとも気にしてくれたことは、本当に驚いたし、すばらしい気遣いだと思って感謝した。

 大会中、何度か本当につらくなり、帰宅してからもチームに戻るのに気が進まなかったけど、
こうしてメールをもらい、なんとなく気楽に戻れるような気がした。

 全く別の話だが、今夜は(エセ)寿司を作ろうと思ってる。寿司パーティーだ!

2004/11/01(月) 冬時間ですよ〜
 イギリスは昨日から冬時間。
Day Light Savingといって、朝起きてまっくらじゃなくて済むように(まあ、それだけの簡単な理由じゃないけど)、
土曜日の30日が31日に変わる12時の瞬間から時計を1時間遅らせて、冬時間になった。
これで、日本との時差は9時間になったのかな?(あまり確信がもてないけど)
 私は9人で1部屋のベッドルーム、しかも地元の大学生のアパートの1室にみんなで寝袋状態という中で時間が変わった。
 朝9時半からの試合が日曜日にあるのに、みんなが8時になっても動きもしない。
私1人、時計を見ながらはらはらしていて、
 「ねえ、ねえ、起きてよう。試合だよう。」と起こすと、
「まだ7時だよ。」とまた寝られてしまった。
そうか!とわかったものの、体は8時を知らせているから、目はパッチリ。
みんなはぐーぐー。
1つの部屋に寝袋いもむしが9人も居ると、みんなが起きてくれないと身動きが取れないから、しかたなく1時間近く芋虫状態で待った。
 それにしても、前日まで1時間早い時間で生活していたのに、どうしてみんな突然そんなに眠れるんだろうか?納得がいかない。
 その私に同情してくれたのは、おなかを減らしたネコとイヌだった。
動物に「今日から冬時間だよ。だから、ごはんは1時間あとなんだ。」
って言ったってわかってくれるはずがない。
彼らの本能が夕方6時は、ご飯の時間だと知らせてキッチンに集まってくる。
じーっと見つめられながらも、「いや、ごめん、あと1時間待ってくれ。」とは言いにくい。
牧場などでも同じ状態らしく、さらに動物の数が多いので、5分や10分ずつ毎日食事の時間をずらして、何日もかけて慣らすのだと新聞で読んだことがある。
うーん、どうやら私もイヌやネコと同様に、慣れるのに時間がかかりそうだ。


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