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2004/11/11(木)
時が満ちるまで
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物事には流れがある。 「人生楽ありゃ苦もあるさ」なのかもしれない。 私のおばさんにいわせれば「物事には流れがあって、 抗ってはいけない。必ず時が来る。」ということ。
ここ2週間、盗難にあい大事なものを失くし、 アルティメットのチームワークはうまくいかず、 風邪をひいた上に待ち合わせで40分以上寒い夜空に立ち、 親友の1人がロンドンに来る予定が仕事が入ってしまってこれなくなり、 授業に行けばクラスの半分以上が欠席のたった6人。
携帯電話もクレジットカードも手帳もなくした今、 人とのコネクションもうまくいかないとなると、 にっちもさっちもいかなくなる。
抗うことはせずに、起こるがままに問題を受け入れて、 できる限り前を向いていたいと思うし、 それが見知らぬ土地で生活し続ける自分流のサバイバル術だと思う。 サバイバルというほど激しいものじゃないし、 無理に明るくし続ける必要もないと思う。 でも、周りの人を巻き込むほど、引きずってもいけないと思う。 自分も引きづられてしまうし、 それを解消できるような自分が一番快適な環境や人間関係が 周りにすぐ手の届くところにあるわけではない環境で、 一番怖いのは、自分が落ち込みすぎることだと思うから。 底に沈んでしまった時に、引き上げてくれる要因が少ないときは、 小さくても引き上げてくれるかもしれないモノを少しずつ試していくしかない。
安くても新しいアクセサリー。 小さいアロマキャンドルをつけてお風呂に入ってみたり。 いつもよりちょっと多めのワイン。 (これが最近確かに量が増えてるんだけどね☆) チャリティーショップのテディーベア。 日本の友達からのエアメールを読み返す。 普段はインスタントコーヒーでも、たまにはカフェで飲むコーヒー。
こうして海外に1人で住むことが多くなると、 目新しいハイな時期も最初からほとんどないし、 嫌な部分や受け入れがたい習慣や忘れたい体験も増える。 でも、それに飲み込まれない自分自身の過ごし方も見えてくる。 まだまだ半人前だけど、「いい時が来る」のを自然に待とうと思う。
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