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2004/11/25(木)
最後のクラス
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カレッジ最後のクラスの日。 クリスマス・ムードでショッピング街のコベント・ガーデンは、今日も大賑わい。 週末も平日も関係ない、この街。 東京で言うと新宿というよりは、下北沢かな。でも青山かな。 雑多な感じとおしゃれなお店と両方あるのがとても好き。 高級ショッピングで有名なオックスフォード・ストリートに比べれば、 もっと楽しんで落ち着いて歩き回れるのが、ここコベント・ガーデン。 ミュージカルの劇場もこの辺に集まってるし、おしゃれなロンドンっ子もこの辺けっこう多いし。
さて、最後の授業ということで、ここ数週間授業はたった6〜7人。 メンバーもだいたい固定されて、今日も7人。 そして、私は今日、悩み悩んだ末にプロジェクト用の文章が書けずにクラスに行ったら、 「はい、じゃあ、そこの机で300Wordsぐらい書いてみたら?」 と、先生に座らせられ宿題をやるはめに・・・。(笑) 「逃げられないわよ〜。」 ともう1人の先生も微笑む。お、オウオウ・・・・。 ということで、宿題忘れた小学生のように、部屋の片隅に座って、 ひたすら撮ってきた写真に合うように文章を書く私。
私の今回のテーマは、前にも書いた小学校の話。 でも、クラスがTravel Photo& Writingなので、どこかを『旅』しないといけない。 ということで、苦し紛れに『私の小学生時代を旅する』と題して、 イギリスでの小学校訪問と自分の小学生の時を比べたり、タイム・トラベルしたり。 四苦八苦してノート2ページ書いて、先生に提出した。
授業後半は、写真と文章を合わせてのそれぞれの生徒の発表というか、作品堪能。 成人教育なので、宿題や評価を押し付けることはできません。 その人が持っているものを大事にした上での教育、それが成人教育なので、 みんなでその人その人の作品を楽しむと共に、いい意味での批評をしあう。 他にも仕事があったりする中で、楽しみのためだけに取ってる人も居れば、 本を出版したいと考えている人もいるけど、この授業が生活のメインではなく、 四苦八苦して紡ぎだした時間の中でのそれぞれの課題。それをお互いに評価しあうのが、醍醐味。 あわてて書いたにも関わらず、それが功を奏したか、私の文章は何とか好評をいただき、 みんなの作品からもいろんな影響を受けてクラスは終わった。
その後には、カレッジの小さなカフェでみんなで集まって、これからも連絡取ろう、と連絡先を交換した☆ この最後に残ったクラスメイトの仲間も、上は退職した60代のおじさん、 IT会社で働く40代女性、オーストラリアからワーホリで来ている20代、 大学で写真を終えて卒業したばかりの人まで、文字通り年齢を越えて、 こうしてお互いの作品を素直に楽しめて評価しあえたことが、この授業で得た大事な時間だった。
明日から3日ほど、マドリッドへ来ている父に会いにスペインへ行く。授業が終わって、気分転換☆
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