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2004/11/06(土)
ごんと手袋
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時間があったので、地元に4件あるチャリティーショップ周りをしてみたら、ゴンに出会ってしまった。 たしか小学校の教科書に出ていた「てぶくろをかいに」のごんぎつねの話を覚えているだろうか? ちいちゃいちいちゃいこぎつねのゴンが、手にしもやけができたから手袋を買いに街に夜に出かけていく話。 ・・・だったと思うんだけど。
もう、このきつねのぬいぐるみを見た瞬間に、「ゴンだ!」と思ったんだけど、イギリス人に「ゴンだよ〜!」と言ってもわからないので、この場でちょっと言ってみたかったの。 「ゴンだよ〜ぅ!」 そして、誰かがきっと「そうだー!!」とかこれを見て言ってくれてることを願いつつ。
そしてこのテディベアは、あまりに男前なので買ってしまった。 お洋服はお洗濯中なのだ。 こっちでは、1人に1つは必ず大事なテディベアがある。 「おじいちゃんから誕生の時にもらったベア」 「40歳の誕生日に友達にもらったベア」 などなど、みんなぼろぼろくたくたになっても部屋に飾ってある大事なベアがある。 クマのプーさんも、もちろんそんな大事な1つだったからできたお話。 チャリティーショップのぬいぐるみは、誰かが一度使ったものだけど、それをきちんとまたきれいにしてお店に並んでる。 誰かの大切なベアだったこのクマさんも、今は私の部屋である。 きっと誰かが大事にしてたんだろうなーと思うと、 使い回しというよりは、私もまた誰かにあげたいなと思わせる。
ちなみにゴンは、小学校で絵本を読み聞かせてる父の元に里子に出す予定なり。父、いかが?ゴンでしょ?手袋はぜひ縫ってあげてください。
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