|
2004/12/31(金)
大晦日?
|
|
|
2004年最後の日までどっぷりイギリス天気のロンドン(郊外)より大晦日です。 ここ数日快晴であったにも関わらず、見事に今朝はどんより。 いや〜、なんてイギリスの年末にふさわしいんだろう。 うんざり。
イギリスの大晦日は・・・、と報告することもないくらい年末ムードはなく、今夜はみんなどこかで飲みながらカウントダウン・パーティー。というのがおきまり。 知り合いのベテラン看護婦さんに聞いたところ、クリスマスから年末年始にかけては、いつもの数倍忙しい時期だとか。 彼女の担当は、心臓などの内科なので、「飲みすぎ」という人たちよりも、「クリスマスの準備に走り回って、やっと終わってほっとしちゃった」時に、病気や怪我、発作を起こす人が多いのだとか。 そういう彼女は、New Yearの瞬間は病院で勤務だそうです。大変だ。
普段から「家はステイタス」なイギリス人は、掃除も普段から神経質なまでにしているから大掃除も特にはないし、クリスマスのビッグ・イベントが終わっていまやもう気が抜けて、寝正月状態。 「それが、ホリデイよ。」と口をそろえていうけど、クリスマス前の尋常ならぬ準備の時期もホリデイだったんじゃないのか??いつもの5倍くらいのスピードで開店していたように思うけど・・・。と思う私。
私にとっては、大晦日のバタバタ感(うちだけ?)がなくてちょっと寂しい感じ。最後の大掃除を始める母が、「誰も手伝ってくれないんだから!」とイライラするところを逃げるように、自分の部屋でなんとなくモノを右から左に動かす大晦日。そしてお節の煮物の匂いと歌番組。 クリスマスでピークを迎えてしまったイギリスのテレビ番組も、それ以来は古い映画やリピート放送(同じ番組を何度も流すんだよね〜。クイズ番組とかでも)の嵐。 鐘を突きにいきたいねぇ〜。 ダルマ買わなきゃ。
ということで、私のカウントダウンは、ロンドンの友達のパーティーに年明けの瞬間の2時間くらいだけ参加し、1日の午後から多分何もかもが閉まってるであろう古い港町、ブライトンに1泊旅行に出かけるのだ。 フランスと向かい合ってる海岸線沿いで、真っ白な石灰の崖が見れるらしい。そこで1年の計でも立ててこようかな。(いいかげんだ。)
では、日本から9時間遅い新年を迎えるイギリスより、 「良いお年を〜!」
*バグパイプのおじさんを見ながらスコットランド民謡の『蛍の光』を想像(頭の中で歌って)してください。
|
|
|
|