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2005/02/22(火)
フリーで働くこと
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今、私はいくつかの会社のお手伝いをしてるとはいえ、 ほぼフリーランスに近い状態。 フリーのライターって言ったら、世間からはかっこいいと見られるか、危ない、と見られるかわかりませんが、これまでにバイトとかであちらこちらのフリーライターの方とお会いしてきたから、 それがいかに大変で、不安定かわかってるけど、 文字を書く人間としては、比較的書くことが選べる立場でも合って、 とても難しい立場だと思う。 っていうか、簡単に言えば、安定した立場を取ってなんでも書くか、 安定しない立場を取って、少しでも書きたいことに近づくか、 そういうことだと思ってます。 でも、結局は相手の要望があって、クライアントがあって始めて成り立つ仕事と言う面では、会社ともかわりません。 だから、フリーでも、身勝手に書いていたのでは相手に伝わらないし、 今は、何事も相手の希望も要望も何もかも含めて、「読む人の心」だと思って、学びの姿勢です。
だから、ずっと目指してた「書くこと」で食べていく道での一歩ではあるけど、それは勝手に書くことではなく、いつまでも教えてもらって、最大限努力して相手に還元して、文字を生み出して、そして誰かに読んでもらって初めて意味を成すことであることには変わりなくて、そこまでが本当に納得が行く作業になるには、きっと延々とたどり着かない道かもしれない。 それでも、好きなことに関しての苦しいこととかつらいことっていうのは、やっぱり我慢がきくから、苦手なことを最初から目的としてやらされる職業と言うのよりは、恵まれているのかもしれないと思う。 フリーだから、クライアントとの連絡の1つ1つや、会社との連絡の不備とか、メールが来ないこと1つで不安になったりするのは、フリーのサガかなと思うけど、まだまだスタート。 日々修行なり。 私は社会を糾弾したりする記事を書くことにはあまり関心がないから、 不特定多数の人というよりは、聞いて欲しい人々に聞いてもらえることが書けたら幸せだと思う。 不安定な生活ではあるけども、コトバを大事にしていくことを忘れてはいけない仕事についたな、と思う。
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