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2004/07/20(火)
ツアーのお金がな〜〜〜い!!
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またまたカイザーズ続きです。 オフィシャル・ニュースによると、なんだかエライ状況で?!
Rogalands新聞は今日(7月16日)にほぼ一面でカイザーズの海外の状況について報道した。 バンドは海外では儲かってない。
バンドはここ数年、ヨーロッパのレコードマーケットを獲得しようとがんばっている。 その成りゆきはレコード会社にお金が回って無いということ。 ジャーナリスト、イングレッセンのエスキルはファルメン(カイザーズのレコ社)のレモと話した。
「そだね、それは本当だよ。」今朝コーヒーを飲みながら新聞を読んだゲイルは言う。 「もし僕らがU2とかだったらヨーロッパのレコードマーケットを「獲得」することをがんばったりするようなことはしないだろうね。僕らは適所にいるとは思うけどね。とてもクリアーなんだけど大きい契約とかではないね。 いくつかはまだ書類の中のことだし、、、」ヘルレイザー(ゲイル)
お金が入ってくる時、どのくらいになるのか、よくない状況の時、どうすべきなのか、とか。レモはなぜ彼がカイザーズの海外セールスで儲からないのか説明する。
「その上カイザーズのツアーのコストがかかる。一回のツアーで12-14人のクルーが含まれる。全て給料が支払われるし、ホテル、いろいろだ。クルーは殆ど減らしている。それでカバーできているとは思うけど、これは一時的なもんじゃないよ。」レモは言う
「ツアーのサポートとかは?」
「例えば、4月に2週間リリースツアーをしたんだ。それは大体6ヶ月の準備が必要だった。だけれども新しいアルバムは店に置かれてなかったんだよ。」 「その上、アルバムのプロモ用CDが回ってないジャーナリストがいっぱいいて、アルバム「EVIG PINT」はあまり知られて無かった。僕らは音源も何もない状況で悪天候の中話してたんだ。そして僕らは家に戻った。ツアーはそんな状況の中、かなりパワフルにいったんだよ。」 「つまり僕らはそういう手配のお金を得てないのはたぶんバスやクルーにコストがかかってたんだよ。バンドは給料貰えない、海外のホテルは一切なし、リリースツアーはもちろんもう無しだった。」
レモはとにかく僕らが外でプロモートしたアルバムリリースに節約するようなことはしたくなかった。 お金が入ってくる時、どのくらいになるのか、よくない状況の時、どうすべきなのか。
もしそれが一部の彼の責任ではなく、彼のアルバム資金でそのプロモーションをサポートするなら、レモにスパートをかけるんだ。だけど彼は以前のツアーで節約した。 以前のツアーは例外。彼は僕らが去年の9、10月の6週間50000(KR?)貢献したんだ。何も起って無かったこと以外は。そして僕らはコスト削減できた。彼はバンドが普通の状態になれるようにたぶん5%は貢献した。 ツアーは僕らにとってコストがかかり過ぎる、資金のやり繰りをやっているのは彼で、それは正しいことだし、暫くの間は落ち着かないね。
レモは臨時に用意しただけの新しいアルバムの成りゆきは、離れた孤島にあるような、地元のレコード屋の売り上げにかかっているということはわかっていたんだ。 それについてはどういうことなのかって、アーティストが驚くまではね。 驚きは、肯定できるたった一つの言葉だった。だけど、そのアルバムがいい方向に向かっていると聞いて、エキサイトしているよ。彼はいい奴だし、レコード会社のゴミが彼を破滅させることなんてできないよ。
まぁ、期待しててよ。アルバム、"Grソnnare Gras"(より緑の草原)はとにかく夏には出るから。
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こんな大物でもお金がないなんてなっちゃうのには、全くの驚きです。(しかもそんなこと新聞に載っちゃったって・・・) 北欧のレコード市場がいかに小さいかを物語ってますね。 それでもクオリティの高さは世界一だと思ってます。だから私はここにいるぅ〜♪ 日本全国のレコード会社のディレクターの皆さん、イギリスやアメリカばかりに目を向けて無いで、もっと北欧のロックにもっとスポット当ててくれよー!!
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