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2005/03/05(土)
手紙はモノクローム
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そんな中 祖母が亡くなった 突然で驚いた 大きな出来事は目が醒める 歌を唄う事しか出来ないが 唄いたいと思う 人生の痛み、苦しみ、悩みは尽きる事は無い 全てに反する二面性が世の中には存在し、ヒトは生きてゆく 喜び、楽しい事、愛、生きる力をもらい何とかやっていく バランスが崩れ痛みや苦しみに呑まれてしまったら、きっとダメだろう。そこで終わるかもしれない 生き物は生きようとする その字の如く本能のままに。そして生する欲望と本能のままに己の望む、求めるモノを探し身にいれてゆく 祖母は90年生きた。幸せだと思う。はたから見たらね しかし苦しみ悩み頑張って生き抜いた。生き延びたのは自分自身、己、でも、生きた事を苦しんでた 当然、喜びもあったから今まで生きたのだろう 俺が実家に帰れる事は少ないが偶然でも数か月前に帰って会えててよかった その時に印象的だった事、少しショックだった事が、詩を書く祖母の冥土へ行く想いをつづったいくつもの詩だった 今生きている祖母の感じている寂しさを強く感じた そんな事はない 生きている事じたいが幸せに感じていい事なんだよ と言いたかった が、本人にしか判らない辛さがきっとある それはどんなヒトのどんな悩みにも言えるからね 老いると普通に呼吸も歩く事も、今若い俺達が出来る普通に肉体が動く動作が、辛く、きつく感じ、そうじゃない健全なヒトには想像もつかない膨大なストレスになるのだろう タンが切れずノドに詰まったり・・ とにかく、祖母はとても幸せにがんばって生き抜いた おれの血は祖母の血も流れている ありがとう よくがんばったね おやすみ
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