I二 Iー 十 1I の雑記です〜毎日忽忽と〜
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2007/10/22(月) パンズ・ラビリンス
月曜日なので映画でも

まぁ毎日淡々としてますよ
最近は欲しいものがないので
それで困ってます。服でも買おうかなぁ

ギレルモ・デル・トロ監督作品

イバナ・バケロ /
セルジ・ロペス/マリベル・ベルドゥ他

劇場で。

ほぼ毎週映画を観ているのだけど
最近なんか観ている自分の他に
もうひとり客観的な
自分がいるような気がする
少し引いた視点で、
いい所を見つけるように
書く、なので文章的には
曖昧な表現で
逃げているような気がする、
本来映画というのは
疑似体験するツールであって
一番なのは好きな世界観でも
嫌いな世界観でも
どっぷり浸って逃げられない
トラウマになるようなのが
作品としての濃さである

それこそが一番だと思う

ここ最近だとタランティーノの
「デスループ」や
石井隆監督の「人が人を〜」は
自分的には結構
どっぷり浸った作品であった、が
「デスループ」はアイコンとして
印象に残るという感じだったり
(車のデザイン等)
「人が人を〜」は
喜多嶋舞の怪演など。

それはそれで飛び抜けて
印象に残るので凄いのだけど
「パンズ・ラビリンス」は
アイコンや飛び抜けた
怪演というのはないが
(変わった登場人物は出るけど)

作品本来のストーリーとしての濃さ

今作はそんな物に
満ちあふれている作品だ

元のネタは自分の考えだと
"アンネの日記"と
"不思議の国のアリス"だろうと思う

この共通する物は…

狭い所での迷宮(心の迷い)である

それを1944年、
内戦終決後のスペインでの
ゲリラが潜む山奥を舞台に
少女が身持ちの
母と一緒に再婚した
フランス軍のビダル大尉の
駐屯地に行く時から始まる

凄い狭い戦地で
ピリピリしている…

このビダル大尉というのは
気が変じゃないかと
思うくらい暴力的で恐い…

そんな中でおとぎ話や
幻想にしか逃げる事しか
出来なかった
主人公の少女…

心が痛いっ…

ストーリーの骨組みが
しっかりしているので
最後まで引き込まれる…

歯に力が入る、映画本来の
世界観にどっぷり
観終わったら
心が沈んでボロボロになる

ファンタジーをこんな感じに描いた
作品ははじめてである

重た〜く

悲し〜い

ストーリーである

稲垣吾郎が10年で
1本出て来る作品と
言っていたが解らなくはない

ギレルモ・デル・トロの
今までの映画は
スタイルが面白い作品
「ヘルボーイ」
「ブレイド2」とは
違いストーリーが面白い

最後の肌触りはトラウマ映画
「螢の墓」かなぁ…(個人的な印象ですが)

1度きっちり映画館で観よう

今回からは星明記する事にします
最高は星★★★★★で

今作は…最初で申し訳ないですが

星★★★★★です

疲れる作品ですが
傑作です。毎度こんな
映画だとヤになるけど

映画館で


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