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2007/11/25(日)
闇は光の母
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今日は自動更新です
自分の音楽ライブラリーには 自分の志向とは違う音楽が入っている まぁ弟からもらったモノなのだけど たまにそんな曲を聴くと吃驚するほどに 感動したりする。 この前、レイハラカミが 日本科学未来館という 所の為に作ったCD 「暗やみの色」という クラムボンの原田郁子と 一緒に作った曲があり その中に谷川俊太郎の 「闇は光の母」という 詩の朗読が入っていた これはいい詩であった
こんな詩である。
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闇は光の母
光がなければ目はなかった
目は光の子供
目に見える物が隠してしている 目に見えぬ物
人間は母の体内の闇から 産まれ故郷の闇へと帰って行く
束の間の光によって 世界の限りない美しさを知り
心と体に潜む 宇宙を目が休む夜に夢見る
いつ始まったのか私たちは
誰が始めたのか全てを
その謎に迫ろうとして
目は見えぬ物を見る術を探る
ダークマター 目に見えず耳に聞こえず
しかもずっしりと伝わってくる 重々しい気配のような物
そこから今もな お産まれ続けている物がある
闇は無ではない 闇は私たちを愛している 光をはらみ光を育む闇の
その愛を恐れてはならない
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なんか深い詩で何度もリピートして 聴いてしまった。
曲といい秋に心に残るCDでした 廃盤のようだけどお勧め
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