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2007/03/15(木)
大人になった子供をどう先生は考えるか
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この前、夜中にNHKを付けていたら たまたま手塚治虫先生の晩年からで構成された ドキュメンタリーをやっていた
まだ漫画が有害書物と言われていた頃から 漫画を描いていた先生が色々攻撃を受けてから 国産初のアニメ「鉄腕アトム」を 開始されてから認められる話や 劇画の登場で売れない演歌のようになり 評判が出なければ4回で打ち切りになる という約束で連載を開始した「ブラックジャック」 それのヒットによって後期の 手塚治虫先生の復活を描く。常にもがく人生
その後の子供の心がわからなくなり 苦悩し考える最後まで漫画を描く事を辞めなかった 面白いドキュメンタリー番組であった
その中で晩年に描いた単発の漫画で 戦後の混乱の中でたくましく生きる 子供がタイムスリップして 現代に行き豊かになりすぎた遊びの中で 現代の子供がオモチャの拳銃を持ちながら 「人殺しやってみたい〜」と言っている 子供を見てタイムスリップした戦後の子供が ガッカリし考えながら帰って行くという話があった
これを観ると晩年の手塚治虫の考えがわかり 晩年は青年誌ばかりに描いていたのもわかるな
もう子供はわかなくなっていたのだろう
亡くなってから18年 その当時の子供も大人になった
生命の謎と大切さを描いてきた 先生は今の大人になった子供をどのように 見るのだろうとフッと思うのである
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