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2007/03/27(火)
2027ボヤボヤしてたら、すぐやってくる。2027年のお話。
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自分は滅多に物語な本を読まない
何故か?面白くないからだ
映画のほうが直感的に話が入るし 字を読むまどろっこしさもない そんな自分が久しぶりに本を買った
2027ボヤボヤしてたら、すぐやってくる。2027年のお話。
これは面白かった…
古屋蔵人小田島等 黒川知希
古屋蔵人は自分が好きなアートブック SIM magazineの編集をした人である
黒川知希はECDのジャケを描いたり した自分が好きなイラストレータで この本を買うきっかけもこのイラストがあるからだ SIM magazineなどにも絵を描いていた
この人達が学術的な統計を無視した 人選のライターやデザイナーミュージシャン から20年後の世界を予測してそこから ストーリーを構築する。 宇川直弘や根本敬、湯浅学など
2027年を舞台に 印刷物や放送は規制された中 主人公K君と友達のサグ星人とが違法に 本を作り販売までをするという内容だ この本の中には本物のレシートや名刺を、 テキストに挟み込まれ立体的な本になっている
あとがきには 「すべてがやり尽くされた後の世代」 での中で書物として 「極力バグってありたい」 という考えで作られている その考えの新しさを感じさせる作りである
しかし、昨日の日記に載せた 「トゥモロー・ワールド」も 2027年の世界である 映画を観てこの本を読むと20年後の世界は かなりキナ臭い暗い世の中になっている 色々規制された世の中…
自分は世紀末思想があった ノストラダムスのあれである あれから8年たったこの本を読んで 「トゥモロー・ワールド」を観たら フッとそれからの未来って 考えてなかった事に気付いた…
もう今が未来にいる錯角に入っていた 携帯やネットの普及など… でもまだこれからまだ先の未来があった
これをきっかけにそんな近未来について 考えてみる事を積極的にしたいなとも思う
ちなみに自分はその昔、版下という 写植などを切ったり貼ったりして 本を作る為にしていた。カットアンドペースト この本によれば20年後にその行為は 新しいかっこいい行為になるようです
20年後か(苦笑)
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