I二 Iー 十 1I の雑記です〜毎日忽忽と〜
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2007/05/07(月) BABEL
月曜日なので映画でも

いや、先週は仕事でお休みなし
正直キツイ…今週からは
普通どうりに休めそう
もう、いいよ、で、現実逃避


アレハンドロ・ゴンザレス・
イニャリトゥ監督作品

ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
ガエル・ガルシア・ベルナル、
役所広司、菊地凛子ほかが出演

劇場で。

菊地凛子がアカデミー賞をノミネートなど
派手な話題があった作品である
話は表だって出る事がなかったので
どんな作品か気になっていた

話はザっとこんな感じである

主人公はモロッコ旅行中のある
原因で不仲な夫婦と
ジャッカル退治で
ライフルを手に入れた
兄弟を含む家族
アメリカに長期不法滞在して
旅行中の子供を預かっている
メキシコ人の家政婦
後は耳の不自由な
情緒不安定な娘と父
この人達が軽い気持ちで
モロッコ旅行中の夫婦の乗る
バスを狙撃する事によって
不幸の連鎖が始まる

場所や環境が違う人々を
上手くひとつの話にしていく
それぞれの登場人物に共通する
不安定な感覚がよく描けていると思う
人によってはオムニバスのようだ
という人もいるけど、
自分はそんな感じはおきなかった
マスコミの宣伝などで結構派手な
作品のようだけど単館系のような
地味でしっかりした作りだと思う

劇場受け付けで
フラッシュ効果で気分を害される
事があります…と言っていたけど
自分はそんな感じはしなかった
作品全体がのテーマが"不安定"なので
その感覚で酔ってしまう事はあるけど
あれぐらいの映像で気持ち悪くなるようなら
映画なんか観ないほうがいいと思う

菊地凛子の役は情緒不安定な役
表面化しない疎外感や劣等感
悲しさを人にどのようにぶつけるか
わからずに、もがいて苦しむ
この作品のテーマにはよくあっていたけど
きっと現実はこんな感じなのだろうけど…
ちょっと苦手な登場人物だ
菊地凛子はこの作品ではヌードになるけど
まぁ、それはいらなかったように思えるな

その他の登場人物も
不安定な状況に入ってしまう
(異国で銃に撃たれたり、道においてけぼり
 警察に追われる…)

観ている間は自分もソワソワと不安

そう思わせたら作品として成功なのだろう

まぁ何度も繰り返し観たくはないけど
1回はキッチリ観てもいいかも
娯楽色は全然ないけど
いい映画ではあると思うよ


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