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2008/12/01(月)
ブラインドネス
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月曜日なので映画でも。 . フェルナンド・メイレレス監督作品 . ジュリアン・ムーア/マーク・ラファロ/ ガエル・ガルシア・ベルナル/伊勢谷友介/ 木村佳乃他 . 劇場で。 . フェルナンド・メイレレス監督作品は 「シティ・オブ・ゴッド」の監督なのだけど 自分は題材的に興味がないので観ていなかった 今作はノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説が 題材で、そこが気になっていた。 . 話は伝染病が蔓延して視界が 白く突如失明してしまう 伝染病にかかった人達は隔離病棟へ入れられて その中で秩序が崩れていく... . 眼が見えなくなるという事はここまで 理性というのが崩れるのか...と思う 身の回りの人が全て眼が見えなくなると 凄まじくどうでもよくなるのか(特に便尿) 病棟の中は凄まじくなり その中でも上下関係を作ろうと 人間の本能の姿が隔離病棟の中で 展開されて閉塞感に息苦しいくなる . 特に中盤の本当の盲目の人が ブラインドネスを引き入れて 隔離病棟の中で支給物資を独り占めして 金品を強奪してなくなったら 女を身替わりに支給物資を 強奪するシーンがあるのだけど 映画を観ながら、心の中で "おぞましやーおぞましやー"と 震えながら冷汗が出て考えてしまった。 全てに関して圧倒的な絵作りで心を打ちのめす 後半の街もリアルで凄くよく出ていている . 結構体力を使う映画で 劇場から出る頃にはへロへロになる . 人間の本質的なモノは ガッチリ描けているので そんなのが好きな人が観れば いいけれど、普通にSF映画が観たいと 軽い気持で行くと人によっては 途中で出る事になるかもしれない そのくらい体力のいる作品だと思う 星★★★★です。 もう一度観たいとは思わないけど 何かがあったら思い出すトラウマ的な 作品だと思うなぁ。ウン 映画館で見てほしいなぁ
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