|
2008/03/24(月)
ノーカントリー
|
|
|
月曜日なので映画でも。 . 昨日はライブでした 今、気分はダウンしています。 もう燃え尽きました... この映画の影響でカオスになりました... レビューは明日にでも。 映画は先週観ました . いつも行っている 映画館でやってなかったので 久しぶりに横浜の109シネマズに行く あそこは持ち込みで食べ物や飲み物を持ち込めない 結構厳しい場所なのである。 . ジョエル・コーエン/ イーサン・コーエン監督作品 出演: トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム . 劇場で。 . 久しぶりのコ−エン兄弟の監督作品だ。 コ−エン兄弟って作品にムラがある まぁ、今作は行こうとか思っていたら アカデミー賞を4部門受賞する。 . 作品賞/監督賞/助演男優賞/脚色賞 . 去年の「デパーデッド」といい なんか殺伐とした受賞作品がつづく 去年の「デパーデッド」は 面白い作品ではあったけど マーティンスコセッシ監督の作品なら もっとバランスがいい作品があったと思う まぁ貢献賞の意味合いもあるのだろうなぁ そんな去年の作品とは違い コ−エン兄弟の今作「ノーカントリー」は 現役感があるコ−エン兄弟作品の中でも 最高に好きな作品である。 . 1980年を舞台にマフィアの抗争で みんな死んでしまった中に たまたま通りかかった男が 200万ドルの入ったスーツケースを 持って逃げた。それを追う殺人鬼 . 話はとても単純だ。 構造的にも簡単であるが この作品に登場する殺し屋 "シガー"が簡単にどんどんと 人を殺戮していく。 そこに絡む人間模様である . 絶対的な殺人鬼"シガー"が凄い お店に入って世間話をするだけで 因縁をつける。あんな人が日常に居たら かなり恐い...けど居そうな感じだ。 ハビエル・バルデムが 助演男優賞を取るのは解る タクシードライバーのデニ−ロのように 新しい殺人鬼のアイコンになると思うなぁ . 映画批評家が この作品がアカデミー賞を取るのは 現代アメリカが病んでいると言っていた なんか少し解るような気がする アメリカの911以後の不安な感じを 何処か肌合いで感じる . 観る人がいるかもしれないので ラストは書かないけど あのラストは あんな殺し屋がフラフラしている アメリカって恐い国だ
映画の色合いは スティーブンスピルバーグ監督の 「ミュンヘン」に似ている リアルな死を描いている 「ミュンヘン」も 自分は好きな作品だ リアルでハードな作品である . 先週の作品とは違うけど 面白い作品だと思う お勧め。カッコイイ作品だ 星★★★★★
|
|
|
|