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2008/04/29(火)
ゆん
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本を年間に読む册数だと10册ぐらい そのうち漫画が8册ぐらいで まず小説やエッセイなんて読まない . そんな自分が自分でも珍しいと思ったけど 自発的に本を購入した . ボアダムスやROVO、想い出波止場の 山本精一のエッセイ集 「ゆん」である。
これはこんな本嫌いな自分でも 凄い面白かった! . 前から鬼才ミュージシャンとして 音は聴いていた、変なフレーズが どんどんでて なんて面白いギターを弾く人なんだ と思っていて、 自分の好きな演奏者の1人である . でもインタビュー程度しか 読んだ事がなかったのだけど このエッセイを読んで 普段から考えている事や 行動がかなり変わっていて こんなに面白い人なんだー と感動すらした
電車に乗るお金がなくなって 和紙を道行く人に売りに行ったり 小学生の頃に天皇になりたいと言って 先生に注意された話しなど 本編のエピソードが全て独特の視点で語られる 特に面白かったのは"人間にも天敵がいればもっと 世の中が平和になるかも"という所である 絶対的な人間の中での"共通の敵"がいれば いつ食べられるかという恐怖で 他人とのもめごとなんて2のつぎになり 平和になるというという事だ . そんな発想って なかなか思う事ってない 本当に面白い本であった。 山本精一を知っている人は勿論 彼の関連する音楽を聴いた事のない 人でもこの本から興味をもって 音楽に入ってもいいかも。 . 1800円ですよー お勧めー
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