I二 Iー 十 1I の雑記です〜毎日忽忽と〜
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2008/06/28(土) 森下くるみの一行
休みの日にトーストでも食べようと
ボロボロと食べカスが出るので
新聞を敷いていたのですが
それを食べながら読んでいた。
その中に本の紹介の囲みがあり
結構面白い事が書いてあった。
.
読売新聞なのだけど
AV女優の森下くるみの
自伝の
「すべては「裸になる」から始まって」
ついての書評だった。
.
その中の文章で
中学時代に帰りぎわで
好きな人とすれ違うだけで
満足していた自分を
"脳内自慰行為という
安全圏からは離れられない。
自分でこしらえた殻の中は温かい"
.
と振り返ったのだそうだ
.
この言葉はそんな淡い恋心だけでなく
機材などを黙々とイジッたり
絵を一日書いていたりする
そんな人の空想したり妄想したりする
頭の中にまだあるボンヤリした感じに似ている

結構この"殻"を作る行為というのは
どんな人にもあると思うのである
.
そんな"殻"の中で設計図を考えて
妄想自慰行為的をする
で、何かしらの行動を起こすのである
.
でも出してしまって
70パーセントぐらいになったり
もしくは5パーセンになってしまったり...

この書評を読みながら
よくこの行(くだり)を作家でない
森下くるみが導きだしたのが凄いな
と感心しながらトーストを食べ終った


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