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2008/06/06(金)
009
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この前、NHKを観ていたら ETV特集で「サイボーグ009」の特集番組が放映された この番組、精神科医・名越康文が 宗教学者や政治学者や解剖学者などに 読んでもらった感想を聞いていくというモノであった 石ノ森章太郎先生の作品は手塚治虫先生とは違い 主人公達が技能によっての繋がりしかなく あまりベタついていないという指摘があった そういえばそうだ、石ノ森章太郎先生の世代的な 人間の繋がりよりも物質的なクールな関係を 無意識に描いていたのではと指摘していた。 . その先生も段々と精神世界へと思いが行き 一度ブラックゴーストを倒した後に 天使編という神と戦うシリーズが始まっていった その後このシリーズは行き詰まり 何年かに別けてシリーズを完結させるはずだったが 最後の遺作でノートにまで話を書いて 亡くなってしまう。その後、息子が そのノートから遺作を書いているという事だ この番組を見ると、もともと作家になりたかった 石ノ森章太郎先生が子供に自分の作品を託して 亡くなってしまうというのも不思議な感じもする。 . 神という輪郭のない敵を描こうとした 石ノ森章太郎先生がどんな結末を作ったのか とても興味があるけど、 小説では読む気が起きないので アニメ化になるまで待とう 2002年頃にやっていた アニメ版「サイボーグ009」のスタッフで この2012 009 conclusion GOD'S WAR編を やって貰いたいなぁ-
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