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2008/07/04(金)
ヨシボーの心の流れ
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誰でもそうかもしれないですが
思い悩んでいた事というのが
何か吹っ切れるというか
忘れる瞬間があると思う
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この感覚は何かに似ていると
思って家にある本をゴソゴソ
（と言っても漫画ですが）を
探していたら、こんな気分って
つげ義春の
「ヨシボーの犯罪」という漫画のに
似ているという事を思い出した
.
この漫画の主人公ヨシボーは
ピンセットでうまそうな女を刺して
食べてしまう。
罪の意識から殺害に使ったピンセットを
隠そうとしてT君に自転車を借りて
色々な所に行くのだけど
その内に自転車に乗っている
爽快感に忘れてしまって
最後に忘れた状態で
温泉を見つけて嬉しくなって
家に帰ってしまうという内容である。
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なんか一見すると脈絡のない
支離滅裂した
主人公の心理に思えるのだけど
この感情って日常生活の中では
実はよくある事のように
思えるのである
.
自分も何か悩んでいる時に
バイクを走らせて
家路に向かうと
いつのまにかスピードに
心を持って行かれて
悩んでいた事を
忘れる事があるのです
.
まぁ気を紛らわすのと
いう事なのだけど
結構普通に有効な
心の流れようのに
思えるのだ
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