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2008/08/11(月)
百万円と苦虫女
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月曜日なので映画でも。
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タナダユキ監督作品
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出演:蒼井優/森山未來/ピエール瀧
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話は
ひょんな事から事件に巻き込まれ、
前科者になってしまった主人公
「百万円貯まったら出ていきます」と
家族に宣言し、バイト掛け持ちで懸命に働く。
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蒼井優の作品って映画という感じがする
この人がテレビドラマに出ていても
あまり見る気がおきない
この作品も題材としては
テレビでも出来そうだけど
テレビでやっていたら
見てない内容である。
不思議な女優だと思うな
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今作「百万円と苦虫女」は
前科者になってしまった事で
世の中が嫌になって１００万円が貯まったら
違う土地に逃げる話である。
自分も仕事がホントに嫌になって辞めて
石垣島に１ヶ月逃げた事があった
特に観光とかせずに素泊まりの旅館に泊まり
グダグダと過ごした。
まぁ自分は働きはしなかったので
ダメな奴なのだけど
この逃げるという行為には共感出来た
主人公は言う「自分さがしではなく
自分から逃げたいと」
そう、自分なんて何処かに行っても
探す事なんて出来ない
全ては逃げているのである
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この主人公は結局"自分"という
しがらみからは逃れる事が出来ないで
つぎの旅に出るのだけれど
最期には実家にいる
虐めにあっている弟の手紙の逃げずに
戦っている姿に
自分を見つめ直す事になる
その成長の過程を２時間１０分で
描くというのは素晴らしい
ただ、１つ１つの仕事をする
エピソードがサラッと描きすぎて
大変さが伝わってこないような気もする
視点をもう少しそこに持っていっても
いいような気もした
星おまけで★★★★ぐらい
DVDでもいいけど。
観ても損なない作品だとは思うな
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