|
2008/08/25(月)
崖の上のポニョ
|
|
|
月曜日なので映画でも . 宮崎駿監督作品 . 【声の出演】 山口智子/長嶋一茂/天海祐希 奈良柚莉愛/土井洋輝/柊瑠美/ 矢野顕子/吉行和子/奈良岡朋子 劇場で。 .
ネタバレが含まれています ご了承ください。
ここ最近の宮崎駿監督作品の中では つじつまが上手くあっていて 面白い作品だと思う。 「もののけ姫」も「千と千尋」も 「ハウルと動く城」も 自分はまったく内容の面白さが 分らなかった もう昔の話の起承転結というお約束は 全て無視した作品構成に 宮崎駿監督のPVなのか?とも思った 今作の「崖の上のポニョ」は ベースは人魚姫でそこから宗教的なモノを 排除して作ったのだそうだ。 そうすると内容の骨組みというのは 出来てくる、なので内容は明解で 最後まで面白く観れたのであった。 . ただ、この作品ってテレビでやった メイキングを見てしまったので 少し変わった目線でも観れてしまった . それは一見すると 明るい感じの作品なのだけど 実はこの作品は"死"の 臭いがする作品にも見える . この作品の主人公、 宗介は幼稚園に通っていて 母のリサはその横にある ディサービスに勤めている 作中の前半で 車椅子に乗ったおばあちゃんが 登場するのだけれど、その中のひとりに 偏屈な感じの"トキ"という キャラクターが登場する . このおばあちゃんは 宮崎駿監督の母がモデルなのだそうだ . この物語でポニョが来て大津波が来るのだけど それを予言するのが"トキ"である 大津波でディサービスが海の下に沈む その中では劇中最初で車椅子に乗っていた おばあちゃん達が海に沈んだディサービスで元気に ヒョコヒョコと歩いているシーンや (天国のようにも思える) それを最初は拒否する"トキ"の姿や (死への拒絶にも観れる) お父さんのエピソードで 船の墓場が登場するシーンなども 変な感じで登場したりして
なんか不思議に"死"を 感じるような気がする そんな偏った視点で勝手に観てしまって 面白かったけれど ネガティブにも思えてしまった 宮崎駿監督はこの作品が 最後の作品かもと言っているのも なんか真相心理の中で 反影されているのかもなぁ とも少し思ったのであった。 (勝手な解釈ですスミマセン) . 星的には★★★★ぐらい まぁDVDでもいいけどね
|
|
|
|